こんにちは、ハッシーです。
今回は、ラファエルさんの「秒で決めろ!秒で動け!」をご紹介したいと思います。
ラファエルさんといえば覆面にパーカーという独特なスタイルですが、ヒカキンさん、はじめしゃちょーさんたちと並ぶ人気ユーチューバーの一人です。
ユーチューバーは、近年、なりたい職業ランキングの上位に名を連ねています。
将来の夢がユーチューバーって、僕の時代では考えられませんでしたね。
昔と違い、世間のイメージが変わってきたということでしょう。
本書では、トップユーチューバーがどのような考えを持ってユーチューブ(ビジネス)に取り組んでいるのかを学ぶことができます。
ユーチューバーに興味がある方は是非とも読んで頂きたいと思います。
(大変読みやすいのでサクサクっと読めてしまいます)
ラファエルさんってどんな人?
YouTuber、実業家。
「秒で決めろ!秒で動け!」(著:ラファエル)より引用
大阪府生まれ。
定時制高校を卒業後、パチンコ店に勤務。
その後、自衛隊や営業職などを経てYouTuberに転身。
自衛隊で鍛え抜かれた肉体、営業職で培ったトーク力とビジネスセンスを武器に、瞬く間に人気YouTuberの仲間入りを果たす。
チャンネル名は「ラファエル Raphael」で登録者は153万人を超える(2020年3月現在)。
著書に「無一文からのドリーム」(小社刊)がある。
人気ユーチューバーのラファエルさんです。
自衛隊もやっていたんですね。
道理で鍛え抜かれた体をしている訳だ。
「年収5憶円稼ぐ方法」と銘打っている通り、ユーチューブで大成功を収めている方です。
また自身でユーチューバーとして出演するかたわら、起業家としても活動されています。
本書はこんな方におすすめ!
・副業や起業してお金を稼ぎたいと思っている人
・営業マン
・時間がなくて困っている人
本書はユーチューブの撮り方や演出について書かれた本ではありません。
しかし、ユーチューバーとして活躍されているラファエルさんが、どのようにユーチューブに向き合っているかは参考になると思います。
ユーチューバーに興味がある方は是非とも読んで頂きたい一冊です。
またお金を稼ぐことについて、ラファエルさんの考え方が詳しく書かれていますので、起業や副業で収入を得たいと考えている方や営業マンにもおすすめです。
時間に関してもシビアな考え方を持たれているので、時間がないと思っている人、時間の使い方がうまくできていない人には参考になることがあるのではないかと思います。
本書のポイント・感想
本書ではラファエルさんがどんなことに重点をおき、核となる考え方は何か?を知ることができます。
その中でも、僕が共感した部分や気になった部分を中心にご紹介していきます。
「躊躇」や「迷い」は時間のムダ
ラファエルさんが営業マン時代に感じたことだそうです。
「選択」に時間をかけるとチャンスを逃してしまうと。
営業マン時代の経験で、
「一番に君が来てくれたから」
と答えられたこともあるそうです。
僕は慎重な性格なので、行動に移すのに時間がかかってしまいます。
なので、この言葉が印象に残ったのだと思います。
「行動しなければ失敗はしない」ですが、「行動しなければ成功もしない」ということがわかりますね。
自分の現状を表しているようで心が痛いです。
とも述べられています。
成果を出すには、いかにスピード感を出すことが大事かですね。
「やりたいこと」ではなく「できること」を仕事にして伸ばす
「やりたいこと」をやって仕事にできるほど、世の中あまくありません。
ラファエルさんのユーチューブも、「やりたいこと」ではなく「できること」をやっているのだそうです。
僕はこの言葉には大変共感できます。
人は苦手な分野を頑張ったところで、人並み以上にできるようになることはあまりありません。
「苦手なことを克服して成功を収める」のようなアメリカン・ドリーム的なことは話題にはなりますが、ほとんどの人は挫折して終わってしまいます。
それよりは得意なことを伸ばす方がよっぽど成果につながるのです。
強みの活かし方については、「さあ、才能(自分)に目覚めよう」という本が参考になるので、もしよかったら読んでみてください。
「苦手なことを克服しないといけない」という強迫観念は、「周りと同じ」であることを求められる日本人に多い気がします。
これでは疲れますよね?
人は個性があるからいいのになって思ってしまいます。
僕はこれからも個性(できること)を伸ばすことにフォーカスしたいですね。
工数を少なくして、徹底的に効率化する
演者であり、ディレクターでもあるラファエルさんが、直接現場に行って指示を出しながら動画撮影を行うからこそ効率的にできると言っています。
多くのスタッフが分業で行うTV番組は、大げさであり、ムダが多いのではないかとも述べられています。
確かに会社での仕事にも共通するところがあると思います。
人が多くなると、ムダな仕事が増えます。
意思疎通をとるにも手間がかかるし、組織が増えると責任のなすりつけ合いになったりして、成果とは程遠いことに時間を費やすことになります。
工数を減らして責任者を明確にし、効率的に結果を出す。
会社が目指すべきところかなと思います。
身近な成功者をマネるというメソッドが成功への近道となる
スポーツにしても、勉強にしても、仕事にしても、成功者をマネることは、普通のことですよね?
マネるというと語弊があるかもしれませんので、参考にすると言った方がいいかもしいれませんね。
成功している人をみて、吸収できることは吸収する。
完全に同じになることは不可能なので、そこから個性が生まれてくるのかなと思います。
本書では「成功した人のやり方を否定するのはナンセンス」と述べられています。
損得勘定ができるのは、自分がどこに行きたいのか分かっている人
こういうことを損得勘定と呼ぶのではないかと述べられています。
損得勘定と聞くと「ずる賢い」って感じがしますが、実は「賢い」のだと思います。
目標があれば、目標に向かってやるべきことが見えてきます。
やるべきことはやるし、やらなくてもいいことはやらないときちんと判断できるはずです。
よくメリットがなければ動かない人がいると思います。
付き合いが悪いなあとか、面倒くさいなあと思いますが、実はしっかりと考えるいるのかもしれないですね。
時間を浪費してしまう原因を見つけ、徹底的に是正する
ラファエルさんの、覆面やパーカー姿も時間節約の技だそうです。
食事は時間がかかるものは避けコンビニ飯が多いとか、要らないものは捨てて部屋をきれいにしておくとか、とにかく時間を大切にしているとのことです。
結果を出している人は、本当に時間にシビアな人が多い印象です。
そうでもしないと結果は出ないのだと思います。
限られた時間をいかに効率的に使うか、それが全てだと思います。
僕はまだまだムダな時間があるし、やる気が出ない時もあります。
でもそれでは結果はでないですよね?
目標がしっかりしていればやる気が出ないなんてありえないはずです。
もう一度自分を見つめ直したいと思ってしまいました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ラファエルさんはユーチューバーでありながら、社会人としても優れた考え方を持っているということがわかったのではないでしょうか?
どんな分野でも、結果を出している人には共通する部分がありますね?
しっかりとした目標を持っていたりとか、時間を大事にしたりとか。
本書を読んでみて、ラファエルさんに対する見方が変わりました。
他にも参考になるところはたくさんありますので、皆さんも是非読んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂きありがとうございました。
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