【書評】「エッセンシャル思考　最少の時間で成果を最大にする」（著：グレッグ・マキューン）感想

こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、グレッグ・マキューン氏の著書「エッセンシャル思考　最少の時間で成果を最大にする」になります。

「エフォートレス思考　努力を最小化して成果を最大化する」を読んで面白いなと思ったので、本書も読んでみることにしました。
「エッセンシャル思考」が先に発行されていますので、こちらの著書が基本となっているのかなと思います。

「エッセンシャル思考」とは、正しいことをやり遂げる技術ということらしいです。
物事の本質を理解して、本当に大事なことに注力して成果を出すということですね。

仕事においても、プライベートにおいても、本当に充実した人生を過ごそうと思うと、取捨選択は必要になってくるのかもしれません。

本書では結果を出すためにやるべきことが明記されているので、人生を豊かにしたいと思っている人は参考にしてみてはいかがでしょうか？

著者のご紹介

グレッグ・マキューン（Greg McKeown）
シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEO。
エッセンシャル思考の生き方とリーダーシップを広めるべく世界中で講演、執筆をおこない、アップル、グーグル、フェイスブック、ツイッター、リンクトイン、セールスフォース・ドットコム、シマンテックなどの有名企業にアドバイスを与えている。
ハーバード・ビジネス・レビューおよびリンクトイン・インフルエンサーの人気ブロガー。
スタンフォード大学でDesigning Life, Essentiallyクラスを開講。
本書および共著書『Multipliers:How the Best Leaders Make Everyone Smarter』は、ともに米国でベストセラー入りしている。
2012年には世界経済フォーラムにより「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。

「エッセンシャル思考　最少の時間で成果を最大にする」（著：グレッグ・マキューン）より引用

本書はこんな方におすすめ

仕事で思うように結果が出ずに悩んでいる方におすすめしたいです。
人から余計な仕事を任されやすい人や、全てのことを自分でやろうと思う人は、本書を読んでみるとヒントが得られるかもしれません。

本書のポイント・感想

世の中には、重要なこと、逆に重要ではないこと、またはどちらとも言えないことなど、様々な事象があります。
重要か重要でないかは、人によっても異なるし、状況によっても異なることでしょう。

「自分にとって本当に重要なものは何か」を見極めることは、人生を歩んでいく上で非常に大切なことですよね？

本書では、エッセンシャル思考（大事なものをやり遂げる技術）を身につけるための方法を知ることができます。

エッセンシャル思考は、より多くの仕事をこなすためのものではなく、やり方を変えるためのものと述べられています。
そのためには３つの思い込みを克服しなければならないと言っています。

その３つとは、

だそうです。

エッセンシャル思考を身につけるためには、これら３つの嘘を捨て、３つの真実に置き換えなくてはならないというのです。

自分の時間とエネルギーをもっとも効果的に配分し、重要な仕事で最大の成果を上げることが、エッセンシャル思考の狙いだそうです。

言っていることはわかるけど、やろうとすると難しそう…

本当に大事なことを見極めるのも難しそうだし、余計な仕事を断るのも大変そうですね。

本書では、エッセンシャル思考を身につけるために、下記のような構成で紹介しています。

まずは、重要なものを見極める。
そして、重要でないことはとことん捨てる。
最後にしくみ化して、スムーズに正しい行動をとれるようにする。

言葉にすると簡単そうにみえますが、実践しようとするといろいろと課題が出てきそうですね。
本書にはエッセンシャル思考を身につけるための多くのヒントがありますので、興味のある方は本書を読んで頂ければと思います。

本書を読んで考えさせられたことは、人生という限られた時間の中で成果を出すためには何かを捨てることが必要ということ。
何もかもすべてを手に入れることはできない。
何かを得たければ、何かを捨てる必要があるんだろうなと思いました。

仕事で大きな成果を上げているような人は、相当な努力をしているんだろうなと思いますし、スポーツ選手もそうですよね。
自分ももっと頑張らないといけないなと感じました。

本書を読んでモチベーションが上がったかな？