こんにちは、ハッシーです。
今回のテーマは、「自分ごと化」についてです。
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
会社などで、「自分ごと化しなさい」とか「自分ごと化できていないからダメだ」とか言われることがあるかと思います。
でも自分ごと化って何、自分ごと化できるとどんなメリットがあるの?と思いますよね?
本ブログでは、自分ごと化することによりどのようなメリットがあるのか、どうすれば自分ごと化できるようになるのかについて述べております。
もし興味がありましたらみてください。
「自分ごと化」とは?
「自分ごと化」とは、周りで起こっているあらゆる事象に対して、自分の問題として捉え、考えて、行動すること。
当事者意識を持って問題に取り組むこと。
例えば、会社で作っている製品に問題が発生したとします。
自分ごと化できていないけば、
「不良品が出るのは製造部門の問題だから、きちんと解決してもらわないと困るな」
と思うでしょう。
しかし、自分ごととして捉えると、
「不良品が出てしまった原因はなんだろう?技術的に無理があったのかもしれない。または納期が厳し過ぎたのかな?原因を追究して対策をマニュアルに落とし込もう。」
というように考えることができ、会社にとってもプラスに作用することが多くなります。
また別の例でいうと、テレビで「ダイエットしないと病気になるリスクが高くなります」と言っていたとします。
当然、「その通りだな。ダイエットしないといけないよな」と思うことでしょう。
これは自分ごと化として捉えることができています。
しかし、行動に移せる人は多くはありません。
それは、自分ごと化に対する意識が弱いからです。
そうした方がいいとわかっていても、緊急性がないとなかなか動けないものです。
「肥えてくるとどういう病気になるのだろう?」
「病気になったら仕事に支障がでるかもしれないな」
「仕事に支障が出たら、会社にも家族にも迷惑がかかるな」
→「そうならないためにも、ジムに行って運動しよう」
このように「自分ならどうするのか?」を考えて、行動することが「自分ごと化」になります。
では、自分ごと化するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
自分ごと化することのメリット
自分ごと化することによって得られるメリットには次のようなことがあります。
・当事者意識が出るので責任感が出る
・ストレスを低減できる
・満足度、幸福度が上がる
・モチベーションがアップする
詳しくみていきましょう。
当事者意識が出るので責任感が出る
会社で、「評論家」のように意見を言う人をみたことはありませんか?
「どうしてこんな結果になったんだ」
「こんなことをしていると会社は潰れるぞ」
このようにいう人をみて、責任感があると思いますか?
思わないですよね?
こういう人は自分ごと化できていないのです。
自分ごと化するということは、問題を自分のこととして捉えるということです。
自分の問題なのですから責任感が出ない訳ありません。
責任感を持って仕事をするということは、仕事に対する取組み方も違ってきます。
責任感を持つことで自分を成長させてくれます。
ストレスを低減できる
仕事で成果が上がらないとき、「周りが協力してくれないからだ」とか「やる気のない人が多過ぎる」と他人のせいにしてしまうことは誰しもあると思います。
本当にそうなのかもしれませんが、他人の意識を変えることは簡単ではありません。
他人が思うように動かないと、ストレスもたまってしまいます。
そういう時は、自分ごと化して取り組むとストレスを低減できます。
「チームワークが低いのは自分のモチベーションが低いからなのかもしれない」とか、「自分を成長させるための試練を与えてくれている」と思うようにすることで、他人に対する不満を抑えることができます。
「人を変えるにはまず自分が変わる」と意識することで気持ちが楽になりますよ。
考え方を変えるだけで、ストレスの感じ方は変わります。
満足度、幸福度が上がる
自分ごと化するということは、自分が主体となって考え、行動することを意味します。
自分が主体となって目的を持って仕事をすることで、仕事に対する満足度、幸福度が上がります。
他人に与えられた仕事をこなしていくだけでは楽しくないですよね?
お金を稼ぐためだから仕方ないと考える人もいるかもしれませんが、仕事に対する目的・目標がないとつらくないですか?
満足度、幸福度を上げるためにも自分ごと化は有効です。
モチベーションがアップする
自分ごと化で自分の問題として捉えて課題を解決していくことで、達成感を得ることができます。
達成感が得られるとモチベーションは上がります。
モチベーションを上げるためには、目標を持つとか、ご褒美を与えるとかあると思いますが、達成感を得ることも有効です。
達成感を得ることで自分が成長できていることが実感できます。
「やらされ感」ではなく「やった感」を感じることが重要です。
自分ごと化するためにはどうすればいいか?
では、自分ごと化できるようになるためにはどうすればいいのでしょうか?
自ら問題に顔を突っ込むのも気が引けますよね?
そんなときは以下のことを意識するようにしましょう。
・将来像をイメージする
・自分を成長させるためだと思う
こちらも詳しく説明していきます。
目的を明確にする
目的をきちんと理解することで課題への取り組み方は変わってきます。
「どうしてこんなことをしないといけないのか?」
「これをすることでどのようなメリットがあるのか?」
「自分が納得して取り組めるのか?」
やらされ感があると、責任感もでないですし、モチベーションも上がりません。
自分に対する「動機付け」をきちんとすることで、自分ごと化できるようになっていきます。
将来像をイメージする
自分が将来どうなりたいかをイメージしておくことが大事です。
そうすると、「この苦難は自分のためになるな」と思えるようになります。
自分が楽をする道を選ぶのではなく、自分が成長できる道を選ぶようになれます。
自分ごと化とは、自分を成長させることなのです。
もし自分の将来にプラスにならないようなことであれば、やらないという選択も必要になります。
便利屋になるのではなく、自分の将来のためになるかどうかを考えるようにしましょう。
自分を成長させるためだと思う
どんなことでも「自分を成長させるためにやっている」と思うと、前向きにとらえることができます。
トラブルが起こったとしても、「このトラブルを解決できればまた1つ成長できる」と思えればしめたものです。
問題なく仕事をこなしていくことも重要ですが、トラブルは自分を成長させるチャンスなのです。
「神は越えられない試練を与えない」とか「神は行動しない者には決して手を差し伸べない」と言います。
自分を成長させたいと思えると行動が変わると思いますよ。
いかがでしたでしょうか?
自分ごと化として捉えることで、自分の意識が変わってきませんか?
僕はストレス面で随分楽になったと思えるようになりました。
何事も前向きに捉えた方が人生楽しいですよね。
自分を成長させるために自分ごと化を意識してみては?
最後までお読み頂きありがとうございました。
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