こんにちは、ハッシーです。
今回は、FXの難易度を下げる方法をご紹介したいと思います。
FXは勝ち組が1割しかいないと言われていますが、あなたは勝ち組に入っていますでしょうか?
もし負け組の9割に入っているのであれば、少しでも難易度を下げることを考えた方がいいかもしれません。
本ブログでは、FXでかかるコストをもとに、どうすれば難易度が下げられるのかを解説しております。
ではご覧ください。
FXにかかるコストとは?
まず、FXにはどういうコストがかかるか整理してみましょう。
・スプレッド
・スワップポイント(買い or 売り のどちらか)
実際に、FXをやって発生するコストは、「スプレッド」と「スワップポイント」のみとなります。
FX口座への入金も、引き出しも手数料はかかりません。
スワップポイントはプラスになる方向もあるので、一番コストがかかるのはスプレッドということになります。
つまり難易度を下げるためには、スプレッドをいかに安く済ますかが重要であるということがわかります。
FXの難易度を下げる4つの方法
FXの難易度を下げる方法はずばり下記4つになります。
2、時間軸を長くする
3、レバレッジを下げる
4、スワップポイントがつく方向でのトレードを意識する
そんなことわかってると思うかもしれません。
でも冷静に考えてみてください。
FXは正解がない世界です。
世の中には、動きの大きいポンドなどでガンガン勝っている人がいることも確かですが、あなたも同じようになれると思いますか?
簡単そうに勝っている人でも、実はとてつもない努力をして勝てるようになっているのです。
もし、あなたが今負けているのであれば、退場する前に少しでも難易度を下げることを真剣に考えてみてもいいのではないでしょうか?
では、詳しく説明していきます。
スプレッドの狭い通貨を選ぶ
つまり「ドル円」がbestということになります。
今(2020年8月現在)だと、国内の証券会社のスプレッドはおおよそ下記のようになります。
ドル円=0.2~0.3銭
ユーロ円=0.4~0.5銭
オーストラリア円=0.6~0.7銭
ポンド円=0.8~1.0銭
僕が使っている証券会社のスプレッドは、ドル円=0.2銭、ポンド円=1.0銭なので、5倍もの差があります。
これはバカにはなりません。
でもスプレッドは広いけど、その分大きく動くからたいして変わらないんじゃないの?
このように思う方もいるかもしれません。
確かにポンド円のトレードでは、ドル円のトレードの5倍の値幅(pips)を狙うというのであればまだいいのかもしれません。
でも実際は違いますよね?
ドル円でもポンド円でも勝ったときの値幅はたいしてかわらないのではないでしょうか?
利益を伸ばすのは難しいものです。
含み益に我慢できずにチキン利食いなんて数知れません。
ここで、一旦あなたのトレードを振り返ってみてください。
去年一年間のトレードで、スプレッドを抜きにして考えた場合、収支はプラスになっていますか?それともマイナスですか?
かなり多くの人はプラスになるのではないでしょうか?
相場は上か下しかなく、好きなところで買えて好きなところで売れる。
しかもスプレッドもなしという条件。
この条件ならプラスになっても不思議ではありません。
では、なぜ負けているのかと言えば、やはりスプレッド負けしているからです。
つまりスプレッドをなるべく抑えることができれば、収支はプラスに向いてくるはずなのです。
だって、相場観だけみれば50%以上は合っているということですから。
よって、スプレッドをできる限り抑えるためには、スプレッドが狭い通貨を選ぶことが重要となってきます。
時間軸を長くする
スプレッドはエントリーした時点で発生します。
その後はどれだけ長い期間ポジションを持っていても、費用は発生することはありません。(スワップポイントが発生する場合はあります)
つまり、ポジション保有時間を長くして利益を伸ばすほど、1回のトレードでのスプレッドは希釈されていくことになります。
ドル円1ロット(1万通貨)のトレードであれば、10pips(1,000円)の利益を上げようが、100pips(10,000円)の利益を上げようが、スプレッドは20円しかかからないということになるのです。
そんな小さなスプレッドなんて、気にする必要はないんじゃない?
このように思うかもしれません。
でも自分のトレードを振り返ってみてください。
あなたのは去年いくら分のスプレッドを支払いましたか?
僕は、400万円ほどになります。
塵も積もれば山となるです。
これが半分にでも減れば万々歳ですよね?
自分のトレードを振り返ってみて、こんなトレードをしていたら一生勝てないなと痛感しました。
今までスキャルピングで細かくトレードした方が短時間で利益も出るし効率的だと思っていましたが、スプレッドがかかり過ぎて勝てないことがわかりました。
自分にはスキャルピングで勝てるほどの技量はないということです。
そう考えているうちに、時間軸を長くすること、つまり利益を伸ばすことが大切だと気付きました。
まあ、利益だけを伸ばすことは難しいので損失も大きくなりますが、少なくてもスプレッドは小さくなります。
トレードの精度は変わらなくてもスプレッドが少なくなるだけで、コストは抑えられるのです。
1回のトレードに時間をかけるということは、トレード回数は少なくなり、必然的にスプレッドは下がります。
これはかなり重要だと思います。
先にも述べましたが、FXで勝ち組は10%で、残りの90%は負け組と言われています。
これはなぜなのでしょうか?
もし一生のうちで1回しかトレードしない人がいるとすれば、その人の勝率はどれくらいになると思いますか?
おそらく、限りなく50%に近くなるはずです。
ではなぜ負け組が90%もいるかというと、トレード回数が多いからです。
トレード内容が上か下か50%で当たり、利確・損切りの値幅も同じだったとすると、トレードをやればやるほどスプレッドがかかってきます。
つまり、勝つためにはトレードの優位性を上げることと、スプレッドの割合を下げることが必要となってきます。
トレードの優位性を上げることは簡単ではないかもしれませんが、時間軸を長くしてスプレッドの割合を下げることはできると思います。
まずはポジション保有時間を長くして、スプレッドを抑えることを意識しましょう。
レバレッジを下げる
FXは少ないお金でレバレッジをかけて大きなトレードできることが魅力の1つだと思います。
でも勝つためにはレバレッジを高くすることはいいとは言えません。
レバレッジを高くすることのデメリットについて考えてみましょう。
・ポジションが大きいと精神的によくない
・チャートが気になって仕方なくなる
・チキン利食い、チキン損切りが多くなる
・含み損に耐えられなくなり、強制ロスカットされる場合がある
レバレッジが高いと大きく勝てることもあるかもしれませんが、デメリットも多いですね。
レバレッジを低くして、気にならない程度のロットでトレードした方がいいと、よく聞くと思います。
気にならない程度のロットがどれくらいかは人それぞれだと思いますが、100万円なら5ロットくらいでしょうか?
ハイレバでのトレードになると、どうしてもスキャルピングになってしまうと思います。
そうすると、スプレッドも嵩んでしまいます。
また資金の都合で損切りすることも出てくると思います。
FXの難易度を下げるという観点から考えると、レバレッジを下げた方がいいということになりますね。
スワップポイントがつく方向でのトレードを意識する
これもどちらが優位性があるかということになります。
スワップポイントが付く方が優位であることに間違いはありません。
最近はスワップポイントが少なくなってきたので、今までよりは影響が小さくなったとはいえ、長期保有するのであればバカにはなりません。
日を跨ぐトレードをしないのであれば関係ありませんが、意識はしておいた方がいいとは思います。
FXで勝つためには?
ではFXで勝つためにはどうすればいいか?
FXで勝っている人はたくさんいますが、手法は人それぞれだと思います。
ボリンジャーバンドやRCIなどのインジケーターを駆使する人や、水平線やチャネルラインなどのラインを引いてトレードする人、スキャルピングで短期で利益を重ねていく人など、多種多様です。
あなたがどのようなトレードスタイルを目指しているかはわかりませんが、少なくても難易度を下げる方法はあるのです。
ポンド円でトレードしていた人がドル円でのトレードに変えれば、随分難易度は下がると思います。
動きが小さくて物足りないと思うかもしれませんが、FXはゲームではありません。
楽しくなくても勝つ確率が高い勝負をするべきだと思います。
最終的な目標は資産を増やすことですよね?
そうであれば少しでも難易度を下げたトレードを心掛けてみてはいかがでしょうか?
皆さんのトレードに少しでも参考になってもらえたらうれしいです。
では、今回はここまでと致します。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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