こんにちは、ハッシーです。
今回は、樺沢紫苑さんの「神・時間術」をご紹介します。
皆さん、「仕事が忙しくて自由な時間がないなぁ」とか、「勉強したいけど時間が足りないなぁ」と思ったことはありませんか?
世の中にはいろいろな分野で活躍されている人もいるのに、なぜ自分だけが忙しくて苦労するのだろうと。
しかし、冷静に考えてください。
時間はすべての人に平等に与えられています。
つまり忙しいと感じるのは、時間の使い方・考え方に原因の一因があるのかもしれません。
この「神・時間術」はそのような方の悩みを解決してくれる1冊となっております。
時間の悩みを無くしたいと思っている方は一読されてみてはいかがでしょうか?
上記はKindle版ですが、書籍もあります。
樺沢紫苑さんってどんな人?
精神科医、作家。
脳のパフォーマンスを最大まで引き出す神・仕事術(著:樺沢紫苑)より引用
1965年、札幌生まれ。札幌医科大学医学部卒。
Facebookやメールマガジン、Twitter、YouTube、などインターネット媒体を駆使し、累計40万人以上に、精神医学や心理学、脳科学の知識、情報を発信している。
月20冊以上の読書を30年以上継続している読書家。
医療の分野に携わりながら、様々な方面で活躍されていますね。
この他にも出版や講演会などもされています。
どうすればこんなにも膨大な量の仕事をすることができるのでしょうか?
それは本書を読めばわかります。
本書はこんな方におすすめ!
・集中力を高めたいと思っている人
・人生を変えたいと考えている人
・仕事量を時間量だと思っている(勘違いしている)人
・頑張るきっかけがほしい人
「神・仕事術」を読むことで時間の大切さを痛感できると思います。
誰にでも平等に与えられている時間を、有効的に使うのも無駄にするのも自分次第です。
本書を読むことで、時間に対する考え方や効率的な仕事の仕方、集中力の高め方など、様々な気付きを得られると思います。
内容もわかりやすく、2時間もあれば読めますので、一度読んでみてはいかがでしょうか?
本書のポイント・感想
本書に書いてあることは、自分の経験からみても納得のいくことが多いです。
大きなポイントは以下3つ。
2.集中力の高い時間は「朝」と「運動後」
3.自己投資に時間を使う
これらについて感想を述べていきます。
仕事量 = 集中力(仕事効率)× 時間
仕事量は集中力(仕事効率)と時間の掛け算であると述べられています。
集中力が低い状態だと成果は上がりません。
報告書を作ったりとか、プレゼン資料を作るとか、頭を使う仕事をするときは、集中力が重要だと実感しています。
集中力が高い状態だとスムーズに資料を作成できるのに、集中力が途切れた途端、思うように資料が作れなくなることはよくあります。
効率的には半分以下になっている感覚です。
でもこのようなことは誰しもあると思います。
集中力の高い状態をどれだけ維持できるかが、仕事においてもプライベートにおいても重要です。
日本人は、「仕事」=「時間」と考える傾向が高いと思います。
日本は主要先進7か国の中でダントツ最下位の労働生産性となっていますが、「効率」よりも「時間」が評価されている結果なのではないでしょうか?
残業することが美徳というのは、会社にとっても社員にとっても不幸かなと思ってしまいます。
最近は徐々に考え方が変わってきていますが、まだまだ時間重視の会社は多いですね。
集中力の高い時間は「朝」と「運動後」
・運動(有酸素運動)をすると脳がリセットされる
「朝」と「運動後」は集中力が高くなる時間であり、文章を書く、資料を作成するなど集中力を要する仕事をすることで、効率が2倍以上になると述べられています。
実際どれくらい効率的になるかはわかりませんが、自分の経験的にも2倍以上になっていると思いますね。
場合によっては5倍くらいの効率になっているときもあるのではないでしょうか?
しかし、集中力はいつまでも続きません。
樺沢さんは、「集中力が高いときにする仕事(集中仕事)」と「集中力が低いときにする仕事(非集中仕事)」を分けておくべきだと述べています。
・文章を書く
・プレゼンテーションの資料を作る
・英語の資料を読む
・英文を書く
・決算書のように1円でも間違っては困る重要な書類作り
・メール、メッセージのチェック
・電話をする
・コピーをとる
・資料に目を通す
・会議
・打ち合わせ
・来客対応
職種によって集中仕事の内容は異なると思いますが、要は「考える必要がある仕事」が集中仕事にあると思います。
仕事の内容と自分の集中力の状態をうまく調整することで、仕事の効率が数倍にも上がる。
結果、自由の時間が生まれるというのです。
自己投資に時間を使う
自由な時間を作り出せたら、その時間を何に使えばいいかも述べられています。
仕事に使うのではありません。
「能動的娯楽」…読書、スポーツ、ボードゲーム(チェスや将棋)、楽器演奏など
「楽しむ」…自分が本当に楽しいと思うこと
自由な時間を仕事のために使うことは最悪だとも述べられています。
確かに僕も同意見です。
仕事の内容にもよりますが、自己投資にどれだけ時間を使うかで、5年後、10年後の自分は変わると信じています。
今その瞬間は、テレビを見ていた方が楽しい、友達とお酒飲んでいた方が楽しいと、身近な幸せを求めてしまいがちですが、将来を考えたときにそれが幸せかというと、そうではないような気がします。
未来の自分のために投資をしていった方が後悔もなく、幸せになれると思います。
自分の人生を振り返ると無駄な時間を過ごしてきたと思うことは多くありますが、過ぎたことを後悔しても仕方ないので、未来に向けて努力していくべきだと考えされられました。
自己投資は大事
本書から学んだこと
他にも集中力を高める方法、雑念のなくし方、制限時間仕事術など、すぐにでも実践できる内容が、盛り沢山に記載されています。
本書を読んで学んだことを載せておきます。
2、集中力の高め方
3、脳のゴールデンタイムにおける仕事の仕方
まとめ
「神・時間術」を読んで、時間に対する意識を見直すことができました。
仕事をしていても、この作業は時間の無駄だなとか、効率が悪いなと思えるようになってきたので、時間を意識できるようになったかな。
この調子で時間を意識して生活していけば、ちょっとは人生変わるのではないかと期待しています。
本一冊読むだけで、これだけ得るものが多いのであれば、最高の投資ですね。
皆さんも是非読んでみてください。
いい気付きがあると思いますよ。
最後までお読み頂きありがとうございました。
上記はKindle版ですが、書籍もあります。
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