【書評】「無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語(著:竹之内教博)」感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、竹之内教博さんの著書「無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語」になります。

本書を読もうと思ったきっかけは、270億ってすげぇ~って思ったから。

何、その理由!?

あと、帯に西野亮廣さんが載っていたということもあります。

選書の理由って、その程度でも十分で、先入観を持たない方がいいかなと思っています。

で、本書を読んで、「やっぱりお金を稼ぐには企業して上場して株を売却するに限るだな」と思って読み終えました。

しかし、先日、起業家として多方面で活躍されている迫佑樹さんが、起業したての自分に本を10冊プレゼントするとしたら?という内容で本を紹介されていました。
その中に、本書も含まれていたのです。

同じ本でも、僕のような凡人が読むのと、起業して成功されている方が読むのとでは、内容の理解の仕方、捉え方が違うのだなとショックを受けました。

というわけで、自分には本書のすばらしさが十分には理解できていないかもしれませんが、本書を紹介させて頂きます。

著者のご紹介

竹之内教博(たけのうちゆきひろ)
1977年生まれ、大阪府出身。
りらくる創業者、株式会社T’sインベストメント会長。
高校卒業後、大学を4ヶ月で中退し、大阪堺市の美容室で勤務。
美容師からヘアカラー講師、5店舗の統括ディレクター、数十社に及ぶ美容室のコンサルティングを経験。
自身がよくリラクゼーションサロンを利用していたことをきっかけに、2009年、31歳の時に「りらく(現りらくる)」をオープン。
わずか7年で全国直営600店舗規模にまで拡大し、2度にわたって英大手投資ファンドに90%の株を約270億円で売却。
現在は、10以上ものビジネスを立ち上げ、さらに20以上の企業に投資し、快進撃を続けている。

「無名の男がたった7年で270億手に入れた物語」(著:竹之内教博)より引用

竹之内さんを存じ上げていませんでしたが、街でよく見かける「りらくる」の創業者なのですね。
7年で600店舗って、行動力がすごい。

本書はこんな方におすすめ!

・起業したいと考えている人
・経営者、または管理する立場の人
・成功の秘訣を知りたい人

本書は、竹之内さんがどのように「りらくる」を成功に導いたかを詳細に知ることができます。
もし、起業を考えている方であれば、参考となるところは多いのではないでしょうか?

本書のポイント・感想

本書では、「りらくる」がどのように成長していったのか、成功の秘訣を詳しく教えてくれています。
起業におけるポイントが多く記載されていますので、ここで紹介したいと思います。

1、成功していいるものを真似ること
2、スモールスタートさせる
3、誰でもできるように「仕組み化」する
4、8割でいいと割り切る
5、なりたい自分になったつもりで行動する
6、「挑戦」と「成長」

これらについて説明していきます。

成功していいるものを真似ること

真似は学びの第一歩と述べられています。

成功している人を真似ろとか、成功している人を真似てもうまくいかないとか、いろいろ聞くと思います。
でも、成功しているものには、何かしら成功している理由があるので、真似をする、参考にすることはいいことなのかなと。

そのあたりのことが本書には詳しく書かれていますので、参考にしてみてください。

スモールスタートさせる

リスクを減らすとともに、本番としてスタートさせて検証するのが良いそうです。
完璧に準備してスタートするのではなく、まずは始めてみることが大事とのこと。

準備にいくら時間をかけても成果は得られないので、一度スタートしてみてから判断するのはいいかもしれないですね。

とにかく行動することが大事なのかなと思います。

誰でもできるように「仕組み化」する

自分がやらないと回らないようでは、多店舗経営はできません。
誰がやっても同じような結果がでるように、仕組み化することが大事となります。

これは会社でも同じことで、マニュアル化することで、誰でも、例え新入社員でも、結果が出るようにすることが大切ですね。

何もしなくても成果が出るように仕組み化する。
逆を言えば仕組み化できないことは、継続しても結果を残せないということかなと思います。

8割でいいと割り切る

この考えは重要ですね。

自分が全力でやれば10割の結果は出るけど、自分は1人しかいません。
自分がいなくても成果を出すためには、8割の成果でも結果が出るように仕組み化する必要があります。

例え8割の成果でも、5店舗、10店舗と増やしていけば、1店舗で10割の成果を出すよりも、トータルでは多くの利益を出せるようになるということです。

起業するような優れた人は100%の力を出せるかもしれませんが、みんながみんな同じ気持ちで仕事をしているとは思わない方がいいということですね。
人それぞれ考え方は違うと認識することが大切です。

なりたい自分になったつもりで行動する

一歩上の仕事をするためには、なりたい自分になったつもりで行動することが大事とのことです。

社員であれば課長の仕事をする、課長であれば部長の仕事をする、といった感じです。

成り切ることは大事とよく言いますが、本当にそうなんですね。

一歩上の仕事をすることで、視野が広がる、考えることがかわるのかなと思います。

「挑戦」と「成長」

佐々木さんは、りらくるの株を売却後、「挑戦」と「成長」がないと気付き、新たな事業に挑戦を始めたそうです。

お金がたくさんあっても満足できないというのは、すごいことなのか、そういうものなのかわかりませんが、目標がなくなってしまうと、人生つまらなくなるような気もしますね。

まあ、お金持ちになったことがないのでわかりませんが…。

ワクワクすることって大事なんだなと思いました。


僕は起業したことも考えたこともないのでわかりませんが、本書は起業を目指す方のバイブルになる一冊かもしれません。

詳しく知りたい方はじっくり読んで頂ければと思います。

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