【FX】なぜFXで負けるのか?負けてきた経験からわかったこと。

トレードスキル
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僕はFXを始めて5年になります。
これまでの結果は始めの3年間は負け、最近の2年はちょい勝ちという状況です。

FXは上から下かの2択であり、しかも好きなタイミングで売り買いができるのに、なぜ勝てないのか?という疑問について自分の経験をもとに考えてみました。

まだ勝ち組になれていませんが、現状を理解することが勝ち組への第一歩だと思っております。

勝ち方だけを知りたいという方は、僕のブログは参考にならないと思いますので、勝っている人のブログをみて頂いた方が参考になります。

もしFXで負けてる人にも興味がありましたら見て頂けると幸いです。

FXの特徴

僕がFXを始めた理由は、FXのルールを理解したときに勝てると思えたからです。
まずはFXの特徴をみてみましょう。

1、取引手数料が安い
2、資金効率がよい
3、取引できる時間が長い
4、好きなタイミングで売買できる
5、スワップポイントがもらえる

取引手数料が安い

実際にかかる取引手数料としては、スプレッドのみになります。
スプレッドとは簡単にいうと、買いと売りの差額になります。

スプレッドは証券会社により若干異なりますが、だいたい以下の金額になります。

ドル円=20~30円/1Lot

1Lotとは1万通貨になるので、1万ドルになります。
つまり100万円(1ドル=100円換算)の取引で手数料20~30円はかなり安いですね。

資金効率がよい

FXではレバレッジをかけることができるため、自己資金以上に取引をすることができます。
レバレッジとは、自己資金を担保にしてお金を借りるようなものになります。

1Lot取引するのに1万ドル=100万円かかるところ、レバレッジをかけると25倍分の取引ができるため、100万円で25Lotの取引ができます。

つまり、4万円で1Lot=100万円分の取引ができることになります。

FXに使える資金が少なくてもレバレッジをかけることで大きな取引ができるのは魅力的ですね。

取引できる時間が長い

会社員だと夜か早朝くらいしか時間が使えないと思います。
その中でFXは24時間取引(平日)できることは大きなメリットだと思います。

僕が使っている証券会社だと、月曜日の7時から土曜日の5時50分まではいつでも取引できます。

株だと9時から15時(平日)が取引時間なので、会社員だとリアルタイムで取引することは厳しいです。

好きなタイミングで売買できる

自分が優位性が高いと思えるところで買うことができるし、売りたくなればすぐに売ることもできる。


パチンコやスロットなどは、店に行かないといけないし、他の客との兼ね合いもあって、自分の思い通りにいかないことも多々あります。

やはりネットで取引できるのは大きいですね。

スワップポイントがもらえる

スワップポイントとは、通貨を保有することによる金利になります。
保有する通貨による金利差によって、もらえたり、払ったりすることになります。

スワップポイントは毎日定刻にもらえるので、その時間数秒だけ保有してももらうことはできます。

ただしスプレッドが広がる時間でもあるので、簡単には利益とすることはできませんが、長期間保有するような取引だとスワップポイントが付くだけ有利になります。

ちなみにドル円を買う場合だと、1Lotで1日50~60円もらえます。
売りだけ逆に払わないといけません。

他にもまだあるかもしれませんが、FXはこれほどまでによいことがあります。

では、なぜ負けるのでしょうか?
自分なりに負ける要因を考えてみましたので、次にまとめてみました。

FXで負ける理由5つ

FXで負ける理由を考えると、大きく分けて下記5点になります。

1、スプレッド負け
2、チキン利食い・損切り
3、エントリー、決済の根拠が弱い
4、ポジポジ病
5、小さく勝って大きく負ける

スプレッド負け

FXではスプレッド負けをどう無くすかが、重要だと思います。

僕の2018年度の結果は、
取引Lot : 約80000
収支    : +10万円

この結果だけみるとなんとかプラスにもっていけたという感じですが、8万Lotで+10万だと、1Lotで約1円の利益ということです。

取引通貨はドル、ユーロがメインなので、スプレッドは平均すると40円/Lotくらいになります。

つまり40円手数料を払って、1円の利益を得ていることになります。
こんな勝負では勝ち続けることは困難です。

例えば1年に1回しかトレードしないようなスタイルであれば、勝率は限りなく50%に近づくと思います。

それでもFXは勝ち組が10%しかいないと言われているということは、トレードすればするほどスプレッド負けしていくということかなと思います。

期待値が高い勝負ができる人はトレードするほど利益が出るかもしれませんが、そこまでの実力がなければトレードは抑えた方がよさそうです。

2018年はスプレッドで300万円以上払っていても結果はちょいプラスなので、FXの読みはある程度合ってきてるのかなと思っていますが、気を付けないといけないですね。

チキン利食い・損切り

チキン利食い・損切りが多いため、スプレッド負けしているのだと思います。

エントリーはしたいけど、エントリーすると保有しているのが怖くなって決済したくなります。

よく「利益は伸ばして、損切りは早くする」と言いますが、資金を効率的に活用するためには、長く保有することも必要ですね。

1回1回の手数料が安いため何度も売買を繰り返してしまいますが、例えばLotを半分にして利確・損切りを2倍とるようにすると、戦績は同じであってもスプレッドが半分になるため利益が残るのではないかと思っております。

エントリー、決済の根拠が弱い

これは難しいですね。

自分なりに考えてはいますが、結果が伴っていないということは間違えているのかと思っています。

きちんとデータをとって検証することが大事です。
感覚的なトレードはいくらやってもあまり成長しないです。

負けデータは貴重だと言われているので、しっかりと検証して有効的に活用していきたいと思います。

どういう状況になればエントリー根拠が高いと言えるかはまだわかりませんが、何年か先には説明できるようになりたいです。

ポジポジ病

ポジションを持ってないと機会損失した気がするのでついついポジションをもってしまいます。

これはエントリーの根拠が弱い、または無いのに、無理やりにでも理由を作ってエントリーしていることになります。

エントリーさえしなければ負けないので、しっかりと優位性を確認してエントリーしないといけないですね。

難しいですけど、自分を制御することが必要ですね。

小さく勝って大きく負ける

よく言われるコツコツドカーンというやつをよくやってしまいます。

これは「プロスペクト理論」が働いていると考えられる。

プロスペクト理論とは簡単に説明すると、損失を回避しようとする傾向のことです。

例えば、下記の質問に答えてみてください。

〔質問1〕
あなたに200万円の貯金があるとき、次の選択肢の内どちらを選びますか?

(A)無条件で100万円もらえる。
(B)50%の確立で200万円もらえるが、50%の確立で何ももらえない。

この場合、多くの方は(A)を選ぶのではないでしょうか?

では次の質問はどうでしょうか?

〔質問2〕
あなたに200万円の借金があるとき、次の選択肢の内どちらを選びますか?

(A)無条件で100万円もらえる。
(B)50%の確立で200万円もらえるが、50%の確立で何ももらえない。

質問1で(A)を選んだ方は、この質問2でも(A)を選ぶことが予想されます。
しかし実際には、質問2では(B)を選ぶ人が多いこと実証されているそうです。

つまり、人は目の前に利益があるときは損失を被ることを回避し、損失がある状態だと損失そのものを回避しようとする傾向があります。

そのため、含み益があるときはすぐに決済するが、含み損のときはなかなか決済できない状態になるのです。

結果、小さく勝って大きく負けることになります。

プラスでもマイナスでも同じ感情でトレードできればもう少し勝てるような気がします。

以上が負ける原因になります。
多くの人はどれかに当てはまるのではないでしょうか?

では勝つためにはどうすればいいのでしょうか?

勝ち組になるためにはどうすればよいか?

わかりません…
だから勝てていないのです。

期待に応えられなくてすみません。
それだけFXは難しいのだと思います。


データをとって検証していくしかないですね。

まずはスプレッド負けを無くすためにチキン利食い・損切りはしないことですね。
損切りは早くしたいですけど…

しっかり検証することが大事だと思います。

何年先になるかわかりませんが、勝ち方をブログで説明できるようになりたいです。

負ける理由は人それぞれだと思いますが、現状を分析し、負ける原因を潰していくことが必要ですね。
勝ち組になれるように頑張りましょう。


最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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