【書評】「将来の夢なんか、いま叶えろ。(著:堀江貴文)」感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、堀江貴文さんの「将来の夢なんか、いま叶えろ。」になります。

まず本書の内容は以下のようになっております。

1、教育
2、学校
3、ゼロ高
4、7人のゼロ高生
特別付録 - 君へ -

 ※「ゼロ高」とは、ゼロ高等学院の略で、堀江さんが設立した通信制高校のサポート校のこと。

本書では、教育・学校に対する堀江さんの考え方と、ゼロ高生がどのように学んでいるかを知ることができます。
今まで当たり前のように、学校に行き、勉強してきた世代の方にとっては、ちょっと否定された感じになるかもしれませんが、学びの本質を考えされられる内容となっております。

安定した生活を送れることが幸せなのか、自分の興味があることを学び、挑戦していくことが幸せなのか…。
今はいろいろな選択が可能な時代であることを知った上で、よく考えて生きていくことが大事だなと感じました。

人生を後悔しないためにも、一度目を通しておいて損はない一冊です。

堀江貴文さんについて

1972年福岡県生まれ。実業家。
現在はロケットエンジン開発やアプリのプロデュース、予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、さまざまな分野で活動する。
また、会員制オンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともんい多彩なプロジェクトを展開中。
2018年10月、「座学を目的とせず、行動を目的とする」をコンセプトにした通信制高校のサポート校・ゼロ高等学院を設立。
現在100名以上の生徒が全国各地で学び、行動している。
「多動力」「時間革命」「120歳まで生きたいので、最先端医療を取材してみた」など著書多数。

「将来の夢なんか、今叶えろ。」(著:堀江貴文)より引用

皆さんご存じのホリエモンこと、堀江貴文さんです。

テレビで一度は見たことがあると思いますが、物事をはっきり言うので、あまり良い印象を持っていない方もいるのではないでしょうか?
特にテレビだと部分的に抜粋されることがあるので、印象操作されているかもしれませんね。

著書やツイッター、YouTubeを見たことがある人ならわかると思いますが、堀江さんの言っていることはとても理にかなっています。
大変勉強になるので、是非チェックしてみてはいかがでしょうか?

本書はこんな方におすすめ!

・学生の方、若い人
・将来に不安がある人
・勉強する意味が見い出せない人
・将来に向かって何をやればいいかわからない人
・周りに流されて学校に行き、勉強している人
・人よりも優れた何かを持っている人

昔の自分に読ませたい本だと感じました。
ということで、若い人、できれば学生の皆さんに読んでもらいたい一冊ですね。

僕は学生の頃、普通に学校に行き、何の疑問もなく勉強していました。
学校とはそういうものだと思っていたし、周りも同じように勉強していたからです。
自分だけがその流れに逆らうのは怖かったからかもしれません。
勉強も何のためにしているかわからず、将来の役に立つのかな?くらいだったと思います。

僕だけではなく、多くの方がこのような考えなのではないでしょうか?
学生の頃に将来の夢を見据えて頑張っている人は少なかったと思います。

それはなぜなのか?

お金を稼ぐということは、会社に入って汗水垂らして仕事をした対価としてもらえるものと教えられていたからです。
それ以外にお金を稼ぐ方法も知らないですし、仕事について教えてくれる人も知る方法も限られていました。
勉強して、いい会社に入ったら将来安泰、というような人生が好ましいと叩き込まれていたように気がします。

確かに何十年も昔、50年も前の時代であればそうだったかもしれませんが、今の時代はそんな時代ではありません。
好きなことをして収入を得ることができるチャンスはいくらでもあります。

スマホがあればありとあらゆる情報が手に入りますし、成功している人の考え方もツイッターなどでリアルタイムで知ることができます。

このような新しい時代には、新しい時代を生き、成功している方の考え方を学ぶべきです。
学校の先生や友達、親ではないと思います。

これからの人生、後悔しないためにも、いろいろな本を読み、価値観を知り、自分で考えることが大事です。
誰かに言われたから、ではいけません。
本書は、これからの未来を生きる皆さんにおすすめしたい一冊です。

挑戦できずに後悔するより、挑戦して後悔した方がマシなのではないでしょうか?

本書の内容・ポイント

本書では、今の学校、教育に対する批判が多く書かれています。
少し厳しいと感じる部分もありますが、堀江さんの考え方を知ることができ、興味深い内容となっています。

堀江さんは「学び」について以下のように述べています。

学びの本質とは、わからなかったことがわかることで生まれる「喜び」。

学校だと、万遍なく、平均的に教育されますが、本来、学びとは自分の知りたいことを知ることだと思います。

興味があることを学ぶことが楽しいことであり、楽しいから更に学ぶ意欲が生まれてくるのではないでしょうか?

決められたことを学び、「出る杭は打たれる」ような状況では、平均的な人ばかりになってしまいます。

少し違うかもしれませんが、日本は大学に入るために学びますが、アメリカでは大学に入って学ぶ傾向があります。
自主的に学ぶか、受動的に学ぶかが、決定的に違うような気がします。
それが経済の差になっているのかもしれません。

学歴を取得するために勉強するよりも、自分が興味のあることを学ぶことが大事かもしれませんね。


また、堀江さんは行動について次のように述べています。

何をするにもまず計画=プランから始めるというのが思考のクセになっていて、迅速な行動を妨げてしまっている。

その通りかなと。

人は行動して失敗することで成長するのに、計画に時間をかけてしまっては、行動(挑戦)する機会が減ってしまいます。
まして、計画の段階で断念してしまっては元も子もありません。

僕も行動するのに時間がかかってしまうので、大いに見習わなければいけないと思います。

他にも参考になることは多々あります。

・没頭のない学びなどありえない
・貯金はするな
・塾なんて行くな。動画でタダで学べ

どういうことか詳しく知りたい方は本書を読んで頂ければと思いますが、今はスマホで何でも情報が手に入ります。

昔は学校以外では塾へ行かなければ勉強を教えてくれる先生はいなかったですが、今はYouTubeなどの動画で教えてくれる人はいくらでもいます。
しかも全国でも選りすぐりの人の教育をタダで受けられるのです。

自分のやる気次第で何でもできる世の中になっています。
できない言い訳をする暇があるなら、できるようになるためにはどうするかを考える。
行動することが大事ですね。


最後に「ゼロ高」について。

未来を恐れず、過去に執着せず、いまを生きろ

ゼロ高は、堀江さんが掲げたこの言葉から生まれたそうです。

この言葉はいいですね。
いまを生きるためにどうすることがベストかを考えて、やりたいことに挑戦する。
自分の意志に従って今を全力で生きる、ということでしょうか?

やりたいことを我慢するのではなく、やりたいことをやるためにどうするかを考えて行動する。
それをサポートしてくれる学校なんて、こんなすばらしいことはありません。

何をやろうとしても、「そんなことできないに決まっている」、「失敗するからやめておけ」、「そんなものでは食べていけない」、「安定した生活を目指せ」みないなことを言われても、頑張ろうと思わないですよね。

ゼロ高では、どんなことでも応援、サポートしてくれるそうです。
そんな学校で学んでみたかったですね。


挑戦しないで生きていくと、いずれ後悔するときがくると思います。
あのときに挑戦しておけばよかったと後悔しても時間は戻せません。

時間は皆に平等に与えられ、同じ速さで進んでいきます。
時間の使い方は自由ですが、将来後悔しないためにも、いまを全力で生きることが大事なんですね。

本書のタイトルである「将来の夢なんか、いま叶えろ。」と、本書を読んで感じたことが、非常にマッチしているなと思いました。

興味のある方は是非読んでみてください。


今回はここまでと致します。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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