【書評】「それでも君はどこにでも行ける(著:堀江貴文)」感想

書評
スポンサーリンク

こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、ホリエモンこと堀江貴文さんの「それでも君はどこにでも行ける」になります。

本書の主な内容は、堀江さんが訪れた国での体験記となっております。
事業のかたわら、たくさんの国を訪れている行動力には驚かされます。

堀江さんの著書と言えば、「多動力」や「時間革命」のようなやる気を刺激するような本が多いですが、本書は楽しく読める内容となっております。
随所に堀江さんの意見も入っているので、参考になる部分も多いです。

「成長したい」、「自分を変えたいと思っている人」は一度読んでみてはいかがでしょうか?
ヒントが見つかるかもしれません。

著者のご紹介

堀江貴文(ほりえ たかふみ)
1972年福岡県八女市生まれ。実業家。
SNS media & consulting(株)ファウンダーおよびロケット開発事業をてがけるインターステラテクノロジズ(株)のファウンダーを務める。
元・(株)ライブドア代表取締役CEO。
2006年、証券取締法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕され、2011年に実刑判決が確定して服役。
2013年釈放。
現在は宇宙関連事業、作家活動などを幅広く展開。
2019年にはインターステラテクノロジズのロケット「MOMO3号機」が、民間単独では国内初となる宇宙空間到達に成功した。
「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」、「多動力」など、ベストセラー多数。

「それでも君はどこにでも行ける」(著:堀江貴文)より引用4

ホリエモンの愛称でお馴染みの堀江貴文さんです。
説明するまでもありませんね。

多岐に渡って事業をされていますが、堀江さんの行動力はすごいと思います。
見習いたいですね。

本書はこんな方におすすめ!

1、自分を変えたいと思っている方
2、行動力を身に付けたいと思っている方
3、今の仕事に満足していない方

堀江さんの著書を読むと、「自分の人生はこのままでいいのか?」ということを考えてしまいます。
やはり、今の自分に満足できていないかもしれないですね。

そういう自分に刺激を与えてくれるのが堀江さんなんだと思います。
本書を読むと自分を変えたいと感じるようになります。
僕の様に人生を変えたい、もっと成長したいと思っている人には是非とも読んで頂きたいです。

本書のポイント・感想

本書では、堀江さんが訪れた国で体験したことや、観光施設、ビジネスについての考え方を知ることができます。
40ヵ国、60都市以上を周遊したというので、すごい行動力ですね。
体験記については、楽しく読んでもらえればと思います。

僕は本書の中でポイントとなるのは、以下の部分だと感じました。
本書の内容を引用させて頂きます。

国境をはじめとする、分断のラインは地図にはない。
あるのは君の頭のなかだ。
立ち止まってはいけない。分断を越えていけるかどうかは、君の行動次第だ。

新型コロナウイルスの影響で行動は制限されるかもしれません。
現在は「閉じた」状態にあるかもしれないが、「閉じこめられた」わけではないと述べられています。

分断するかしないかは誰かが決めることではありません。
自分自身が決めるのです。
決められる世の中になってきているのです。

また次のようにも言っています。

コロナ騒動で、はっきりしたのは、無知による”何となく”が「分断」を加速・細分化させることだ。
確実ではない情報をもとに、ろくに考えもせず、流されて行動して、みんな袋小路に入ってしまった。自ら扉を「閉じた」というより、”何となく”流された果てに、扉の向こうへ追いこまれてしまったような状態ではないだろうか。

コロナウイルスというのは難しい問題であることは間違いありません。
ただ、「偉い人がテレビで言っていたから自粛する」といったような行動は良くないというのです。

コロナウイルスの感染を抑制するためには、誰とも接触せずに家に閉じこもるのが一番良いかもしれません。
でも本当にそれでいいのでしょうか?
自ら自粛に閉じこもることは、発展の放棄」とも言っています。

グローバル社会の最大の弱点は、ウイルスへの無防備な環境ではなかった。
無知による選択で「閉じて」しまった、人々の正しいリテラシー不足だった。

少し厳しい表現ではありますが、一理あるかもしれないですね。
正しいリテラシーがないと「損」をする可能性があります。

「損」とは自分のやりたいこと、楽しい場と時間を、自ら手放すことだ。
近いうちに訪れるかもしれない、未知への挑戦権を、みすみす捨ててしまう。そんな「損」は、受け入れてはならないのだ。

「損」とは、お金だけではありません。
挑戦を放棄してしまうのが「損」だと言っています。

では、このような状況を打破するためにはどうすればいいのでしょうか?
本書の中で、次のように述べられています。

いざというときに頼りになるのは、怪しい予防法とか、過度な自粛ではない。
膨大な情報を浴びて、身につけるリテラシーだ。

確かに正しい知識を身につけることは重要ですね。
正しい情報を取捨選択できなければ、コロナ禍のような厳しい状況では勝つことはできません。

コロナと共存する時代で勝つ人は、次のような人だと言っています。

周囲の自粛圧力に負けずに、やったもん勝ちで行動しているハートの強い人。
状況を冷静に分析して何が正しいのか、自分の目で見極めるリテラシーの持ち主。

表現はともかくとして、情報を正しく理解して、考えて、行動する人だと言えますね。

本当にこれに尽きると思います。

まとめ

本書はコロナ禍での発行ということもあり、コロナウイルスに対する堀江さんの考えが述べられています。

堀江さんはよく、「正しい情報を得る」、「よく考える」、「行動する」ということを言っています。

まさにその通りだなと思いますね。
今の世の中、情報は溢れています。
何が正しくて、何がうそなのかもわからないときもあります。

自分で正しく判断する能力を身につけていかなくてはいけないと思います。

本書を読むことで、考えることの大切さ、行動することの大切さを学ぶことができました。
もし興味がありましたら一度読んでみると新たな発見があるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました