【書評】「ひろゆきのシン・未来予測」(著:ひろゆき)感想

書評
スポンサーリンク

こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、ひろゆきさんの著書「ひろゆきのシン・未来予測」になります。
2021年9月29日発行の著書です。

本書はひろゆきさんが、これからの日本と未来がどうなっていくのかを、忖度ゼロで予測した内容となっています。

内容の前に、「おわりに」の部分に記載されている内容をご紹介したいと思います。

日本で今後幸せに生きるためには社会を変えるか?心構えを変えるか?の二択になるんじゃないかと思っています。とくに「心構えを変えたい」という人には、本書が役に立つはずです。

つまり、これからの未来がどうなっていくかを予め予測しておくことで、その未来に順応できるように準備しておくことが大事だということかなと思います。

そういう心構えを持っている人におすすめの内容とのこと。

偉いさんが言っているから「将来は大丈夫」と思うのではなく、自分で理解し考え、準備することが重要ですね。

本書は、自分の将来を考えるきっかけになる一冊です。

著者のご紹介

ひろゆき(西村博之)
1976年、神奈川県生まれ。
東京都に移り、中央大学に進学。
在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。
1999年、インターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。
2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。
2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。
2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。
2019年、「ペンギン村」をリリース。

「誰も教えてくれない 日本の不都合な現実」(著:ひろゆき)より引用

毎度、おなじみのひろゆきさんです。
ひろゆきさんの忖度のない発言が好きで、多くの著書を読んでいることもあり、本ブログにて何度もご紹介させて頂いております。
今更、ご紹介するまでもないですよね?

本書はこんな方におすすめ

・将来が不安だなぁと思っている方
・このまま仕事を続けても大丈夫だろうか?と思っている方
・将来性のあるスキルは何か?というヒントが欲しい方

将来に不安を持っており、このまま今の仕事を続けていても大丈夫かなぁと思っているような方におすすめです。
楽観的ではなく、きちんと考えられる人なら、本書を読むことで何かしらヒントが得られるのではないでしょうか?

260ページほどあり読み応えありますが、内容がおもしろく、共感できるところも多々あるので、すぐに読めると思います。

本書のポイント・感想

まず、本書の構成を説明すると、次のようになっております。

0章:「未来を考える」ための“今“の話
1章:テクノロジー それは人類の“脅威”か“希望”か
2章:経済 「日本の財布」はもう限界
3章:仕事 「生き残れる人」の共通点
4章:生活 「縮小する国」で生きるということ
5章:コンテンツ YouTubeの次に来るもの
おわりに

まず、認識しておかないといけないことは、日本の人口は減っていくということです。
2008年の1億2808万人をピークに減り始め、2053年には1億人を割ると予想されています。

「人口が減るから何?」と思うかもしれませんが、人口が減るということはマーケットが縮小していくということです。
人が少なくなると物が売れなくなります。

新聞の購読者も減ってますし、大学に入る人も少なくなってしまいます。
飲食店もスポーツジムも美容室も、人口が少なくなると苦しくなるだろうということは予想がつきますよね?

つまり、人口が減っていく日本の未来は明るくないということです。

そのような未来が予測される中で、どのように生きていくのが正しいのかを考えなくてはいけません。

本書では、様々なテーマが取り上げられていますが、中でも印象に残ったところをご紹介します。

日本のテクノロジーは遅れている

いまだにFAXを使っているとか、ハンコを押印しないといけないからテレワークできないとか、テレビなどで聞いたことがあるのではないでしょうか?
また、日本は電子決済も世界と比べると遅れていますよね?

日本は「切り捨て」が苦手で、「できない人に合わせる風潮」があるから進まないのだそうです。
現金を使うのは、日本の治安が良いということもあるそうですが…

でも、海外に行くと、確かに進んでいるなぁと思うことはよくありますね。
中国、韓国、台湾、タイ、マレーシアなどへ行ったことがありますが、日本よりも進んでいることは数多くあります。

日本は先進国で進んでいると思っていると、恥をかくかもしれませんね。

給料が下がっているのは日本だけ

OECD加盟国のうちGDPの多い13カ国で、1994年から2018年までの名目賃金上昇率は、日本だけがマイナスだそうです。

その上、コロナ禍、人口減少の影響も出てくるでしょうし、日本は生産性が低いとも言われているので、未来は暗いなと思えてしまいます。

日本だけでしか働けないと苦しくなるかも…
英語を覚えて海外へって時代がくるかもしれませんね。

予防医療が希望

予防医療とは、病気になってから治すのではなく、病気になる前に対策しておくこと。
最近よく耳にしますね。

なぜ、国を挙げて予防医療に力を入れているかというと、病気の高齢者が増えることで、医療保険制度が危機に瀕しているからだそうです。
こらからやってくる高齢化社会においては、現役世代の医療費負担が増え、いずれ日本の医療制度が崩壊してしまう可能性があるとのこと。

給料は増えないし、医療費は増えるかもしれないしで、辛いことばかりですね。

崩壊は「地方」から始まる

人口減少により、まず影響を受けるのは地方からとのこと。
人口が少ない地方だと、税金を納める人も少ないので、当たり前なのかもしれませんが、辛い未来ですね。

ハッシー
ハッシー

僕も三重県に住んでいるので他人事ではないよ。

 

東京への一極集中の流れは続くと述べらており、地方での暮らしはより不便になると予測されます。
人生設計をしっかりと考えて、どこで暮らすかも真剣に考えていかなければならないかもしれませんね。

プログラマーは将来有望

本書の中で、今の大学生にアドバイスをするなら、IT系の企業に入っておくことをすすめると言っています。
そして楽して稼ぐためには、プログラミングスキルを身に付けるのは極めて有効だそうです。

僕はパソコンに詳しくないですが、学生の頃に戻れるなら、役に立たない勉強よりも、プログラミングや投資の勉強をしておけば良かったと思っています。

また、今の仕事も、他の会社に移ったら役に立たないので、職業の選択を間違えたかもと感じています。

まあ、過ぎたことは仕方ないですが、これから選べる立場の方は、しっかりと未来を見据えて考えた方がいいと思います。
今はインターネットで何でも調べることができますし。

まとめ

以上、ひろゆきさんの著書「ひろゆきのシン・未来予測」の感想になります。

著書の内容はひろゆきさんの見解ですので、あくまで参考とした方がいいかもしれません。
(おおむね正しいのでしょうけど)

まずは、自分で現状を把握すること、そして自分で未来を予測することが大事かなと思います。
その上で、どのようなスキルを身に付けて、どういう身の振り方をするかを考えていくべきではないでしょうか?

できるだけ楽しい将来を迎えるためにも、可能な限り準備していきましょう。
本書を読むことで、将来を考えるきっかけになったと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました