【書評】「誰も教えてくれない 日本の不都合な現実」(著:ひろゆき)感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、ひろゆきさんの著書「誰も教えてくれない 日本の不都合な現実」になります。
2021年11月1日発行の著書です。

本書は、タイトルの通り、「日本の(不都合な)現実」について、ひろゆきさんの視点で解説してくれています。

見開き2ページで1つのテーマとなっているので、非常に読みやすいですね。
また、難しいデータなども用いていないので、簡潔で理解しやすい内容となっております。

ひろゆきさんらしく忖度抜きで述べているので、読んでいて楽しいです。
是非、本書を読んでリフレッシュして頂きたいと思います。

著者のご紹介

ひろゆき(西村博之)
1976年、神奈川県生まれ。
東京都に移り、中央大学に進学。
在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。
1999年、インターネット匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。
2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。
2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。
2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。
2019年、「ペンギン村」をリリース。

「誰も教えてくれない 日本の不都合な現実」(著:ひろゆき)より引用

紹介するまでもないと思いますが、テレビ、YouTubeなどでおなじみのひろゆきさんです。
Yahoo!ニュースでは、毎日のように記事になっているので、それだけ需要があるんだなと思います。

本書はこんな方におすすめ

・将来に対して不安な気持ちを持っている人
・日本って本当のとこどうなの?と思っている人
・テレビの情報を鵜呑みにしてしまいがちな人

本書は、日本の未来ってそれほど明るくないよね?って感じな内容となっています。
なので不安になるかもしれませんが、マイナス面を知っておくことで、予め考えておくことができます。
テレビ以外のいろんな情報を知っておきたい方におすすめです。

本書のポイント・感想

本書は、「日本の不都合な現実」がテーマとなっております。
現実を知ることで不安になるのではなく、「ネガティブな事実や、この社会の仕組みについて知っておくことが、皆さんにとってプラスになる」と冒頭で述べられています。

また、日本はこれから残念な国になっていっても、個人レベルで幸せになることは十分可能。
「国・社会の幸福」と「自分の幸福」はまったくの別物で、それを切り分けて考えることが、これからの社会をうまく生きていくための大事なコツとも言っています。

要は、世の中を正しく理解することで、たとえ日本の成長が伸び悩んでも、自分自身は幸せになることは可能、ということかなと思います。

ハッシー
ハッシー

情報の見極めが大切だね。

では、本書ではどのようなことが述べられているか紹介したいと思います。

まず、本当にその通りだと思ったのは、コロナ禍における「路上飲み・公園飲み報道」について。

路上飲みや公園飲みはけしからんというような報道がよくされていましたが、お酒を飲みことがOKなのであれば、お店よりも路上の方が安全ではないかと述べられています。

路上でお酒を飲むことが禁止の地域とか、風紀が乱れるということはあるかもしれないですが、コロナに感染しやすいかどうかだけで考えるなら、路上の方が安全だと思います。

それなのに、お店で飲んでいる人は批判しないのに、路上飲みの人ばかり批判するのはなぜだろう?とは感じますよね。
正しく報道してほしいなと思ったりします。

他には次のような内容が載っています。

・人口が減る日本の未来はなかなか暗い
・地方の創生は難しい
・日本は生活保護を受ける人が少なすぎる
・日本企業は能力ではなく「忠誠度」で人を評価する
・お金持ちと貧乏人の差は埋まらない
・宝くじはバカの税金
・現金だけだと資産はどんどん目減りする
・日本人の働き方はものすごく効率が悪い
・年長者のアドバイスが役に立たない時代
・年功序列が日本の企業を弱くする
・子供の学歴は親の収入で決まる

などなど、合計で100個ものテーマがあります。

タイトルだけでも確かにそうだよなと思えるものはあるのではないでしょうか?

詳細は本書を読んで頂きたいと思いますが、自分の気になったところ、疑問に思えるところだけ読んでも問題のない構成となっています。

ハッシー
ハッシー

各テーマは2ページなので、すぐに読むことができるよ。

「日本はこれから人口が減っていくんだから、成長するのは難しいよな」とか、「お金持ちは資産運用していてお金の増え方もすごいから、貧富の差は広がるのは当たり前だな」とか、「現金の価値は実質下がっていくから株を買った方がいいかな」など、いろいろと考えながら読んでいくと楽しいですね。

ひろゆきさんの視点を踏まえて、自分で考えるきっかけになる一冊かなと思います。
もしご興味がありましたら読んでみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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