【書評】「時間革命 1秒もムダに生きるな(著:堀江貴文)」感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、ホリエモンこと堀江貴文さんの「時間革命 1秒もムダに生きるな」になります。

タイトルでもわかる通り、「時間」に特化した内容となっています。

本書を読めばどんなことがわかるの?

本書では主に次のことを学ぶことができます。

・時間に対する価値観
・ムダな時間とはどのような時間か?
・有効な時間の使い方
・有益な情報を得ることの大切さ
・仕事に対する考え方

堀江さんの時間に対する考え方を知ることで、あなたの人生においてもプラスになるものが得られるのではないかと思います。

ハッシー
ハッシー

読めばやる気も出るよ!

今の人生に満足しているような方なら読む必要はないかと思います。
もし少しでも人生を変えたいと思っているのであれば、一度読んでみてもいいかもしれません。

上記はKindle版ですが、書籍もあります。

著者のご紹介

1972年福岡県生まれ。
実業家。SNS media & consulting株式会社ファウンダー。インターステラテクノロジズ株式会社ファウンダー。元・株式会社ライブドア代表取締択CEO。
東京大学在学中の1996年、23歳でインターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を企業。2000年、東証マザーズ上場。
その後、スマホアプリのプロデュースや、2019年5月に民間では日本初の宇宙空間到達に成功したインターステラテクノロジズ社の宇宙ロケット開発など、多数の事業や投資、他分野で活躍中。
メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は購読者1万人以上、会員制コミュニケーションサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」でも優秀な人材を輩出し続けている。

「時間革命 1秒もムダに生きるな」(著:堀江貴文)より引用

堀江さんのことを知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?

物事をはっきりと述べられるので好き、嫌いが分かれるかと思いますが、大変ためになる発言を多くされています。

いろいろな事業をされているところも尊敬します。

本書はこんな方におすすめ!

・やる気を出したい方
・忙しくて好きなことをする時間がない方
・今やっている仕事が楽しくない方
・ムダな時間をなくしたいと思っている方
・人生を変えたいと思っている方

本書を読もうと思った方であれば、時間の大切さは十分理解しているかと思います。
しかし本書を読むと、まだまだ時間の使い方が甘いな、ムダな時間があるな、と感じるのではないでしょうか?

僕は本書を読んでみて、モチベーションが上がりましたし、時間の大切さを再認識しました。
さらには、このまま今の仕事を続けていってもいいのだろうか?とも思うようになりました。

時間だけではなく、人生についてもいろいろと考えさせられる一冊だと思います。
大変読みやすい内容になっておりますので、2~3時間もあれば軽く読めます。
少しでも興味があるようでしたら一度読んでみてはいかがでしょうか?

本書のポイント・感想

本書の中で重要なポイントは以下となります。

1、「自分の時間」を生きているか?
2、時間がないのを他人や環境のせいにしていないか?

言うまでもありませんが、時間は誰にでも平等に与えられています。
しかし堀江さんは時間は2種類あると述べています。
「自分のための時間」と「他人のための時間」。

「自分時間」とは、好きな仕事、趣味、やりたいこと、たのしいイベント、気の合う仲間との飲み会など。
「他人時間」とは、やらされている仕事、通勤、したくもない電話やメール、気を遣う飲み会など。

自分時間を増やす + 他人時間を減らす → 人生の質が高くなる

堀江さんはこの部分を語りたいことの核心と言っています。

僕を含め、多くの方には共感できるのではないかと思います。
特に仕事に関しては自分時間ではなう他人時間を生きている人が多いのではないでしょうか?

だからと言ってすぐに他人時間を減らすことは難しいので、まずは自分がどのように時間を使っているかを知ることが大切ですね。

そして徐々にでも他人時間を減らしていく努力をする。
そうすることで人生の質が上がっていくのですね。


また、皆さんもご存じの通り、堀江さんは刑務所に収監されたことがあります。
刑務所に入ったことで、動き出せない人の気持ちがわかったといいます。
「会社がイヤだ」「仕事が忙しすぎる」「上司に腹が立つ」などと言っているのに動かない人は、監獄に入っているのに似ていると思ったそうです。

扉の鍵がかかっていない監獄にいても、自由に動き出すことができない、他人時間から抜け出せないのは誰のせいなのだろうか?
親のせい?家族のせい?環境のせい?

この問いは、身に沁みますね。
誰のせいでもなく、自分のせいに違いありません。
自分以外のせいにするのはただの言い訳なのです。

何でも人のせいにしていては、そこから動けず、先には進めません。
不満がある現状から抜け出すことができない原因を、きちんと理解することが重要なのですね。

このような考え方をもとに、本書の中では時間に関する興味深い内容が述べられています。
僕が共感した箇所をご紹介していきます。

世間を意識して悩むという最悪のムダ

本当は「こうしたい」という自分なりの答えがあるのに、ロクでもない「プライド」や「自意識」が足を引っ張っている状態と言っています。

確かに「失敗したらどうしよう?」とか、「会社を辞めたら生きていけるだろうか?」とか、いろいろと考えます。
しかし、そんなことを考えて、悩んで、動かないのだったら、その時間はムダですよね?
何かに挑戦していて壁にぶち当たったときに、どうすれば突破できるかと考えるのとは全くの別物です。

また、過去に起こったことや、未来に起こるかもしれない災いなどに悩むこともムダですよね?
過ぎたことや、起こるかどうかもわからないことに悩んでも仕方ありません。

堀江さんは、「人は暇だからしょうもないことに悩んでいる」と言っています。
悩む時間がないくらい「多動」を目指せと。

悩んでも先に進まないし、不安になるだけです。
僕もよく経験しています。
特に人間関係でよく悩んだりしますが、悩んでも何も解決しません。
時間のムダだなと思いますが、時間があるとふと頭の中に浮かんできてしまいます。

「多動」になれば悩みが頭に浮かんでくる時間すらないでしょう。
何かに夢中になって、悩むというムダを無くすというのはよく理解できます。

「この5分で何ができるか?」をつねに意識し、それを最大限に活用する

時間は湧いてはこないので、どうやって節約するかということになると思います。
すきま時間をどうやって活用するかということは課題ですね。

すきま時間をうまく使うコツは、あらかじめ「そこでやる作業」を決めておくことと述べられています。

僕は読書やスマホで有益な情報をみるようにしていますが、それでもムダなサイトやゲームをしてしまうこともあります。
いわゆる暇潰しです。
「人には暇を潰している時間なんてない」という意識を持たないといけませんね。

会議中でも能動的にスマホをいじる

これはなかなか勇気がいりますね。
昔ながらの人は、常識がないと言ってくるでしょうし…。

でも会社に勤めていると、ムダだなと思う会議は思いのほか多いものです。
そういうときは、スマホで時間の有効活用ができれば最高ですね。

「動き続けられる人」になりたければ、情報量を増やしさえすればいい。

これは共感ですね。

情報量が少ないと、会社内の人や家族がいうことが正しいと思ってしまうのではないでしょうか?
汗水垂らして仕事をする。みんながやっているのだから、自分だけが勝手なことをしてはいけない。

こういう考えが間違っているという訳ではないですが、他にもいろいろな考え方があります。
でも情報がなければわからないし、動くこともできないですよね?

今はスマホがあればほしい情報が手に入る時代です。
情報を増やす努力は最低限必要ですね。

まとめ

本書では時間の有効活用だけでなく、時間に対する考え方を知ることができます。

「Time is Money」ではなく、「Time is Life」
時間は人生そのもの。

そのように時間を大切にしている堀江さんの考え方は、参考になるところがたくさんあります。

時間は大切ということは誰もが知っていますが、行動できているかと言えばそうではありません。
今までも相当な時間をムダにしてきました。

ただ、今から未来に向かっての時間も平等です。
ムダに過ごすか、有効活用するかは自分次第です。

本書の内容を実行することで、時間をうまく使い、納得のいく人生を歩んでいきたいですね。
大変ためになる一冊でした。

今回はここまでと致します。

最後までお読み頂きありがとうございました。

上記はKindle版ですが、書籍もあります。

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