【書評】「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

ご紹介する本は、ジェームズ・クリアー氏の著書「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」になります。

今回は、書籍ではなく、Audible(オーディブル)で聴きました。
Audible」という言葉になじみがない方もおられるかもしれませんが、いわゆるオーディオブックになります。

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また、Audibleの特徴ついては、こちらで解説していますので、もしよかったら見てください。

さて、本書の内容はというと、タイトルでもわかる通り、「習慣化」に特化した内容となっております。
習慣化に関する本はたくさん読んできましたが、本書は今までで一番腑に落ちる内容かなと思います。
非常にわかりやすかったです。

おもに通勤やウォーキングのときに聴いていましたが、モチベーションが上がり、頑張ろうという気にさせてくれます。

皆さんにも是非知って頂きたいなと思ったので、ご紹介させて頂きます。

本書のポイント・感想

物事を成し遂げようとするとき、モチベーション・やる気だけで頑張ろうとすると挫折することが多いと言います。

たとえば、読書を頑張って知識を増やそうと思っても、最初の2、3日だけは気持ちで頑張ることができても、そのうちにやる気がなくなってやめてしまう。
そのような経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

努力を継続することは難しいよね?

では、継続できない理由、習慣化させることができない理由は何になるのでしょうか?

1、成果がすぐに現れない
2、目標が高過ぎる
3、本当に必要だとは思ってもいない

他にもいろいろとあると思うし、人によっても理由は様々ですよね?

本書では、そのような習慣化させることに対する障害に対し、種々の解決策を提案してくれます。
習慣化することの偉大さ、習慣化させる方法、また悪い習慣を断ち切る方法などを知ることで、良い行いを習慣化させたいと思わせてくれるのです。

僕はAudibleで流し聴きしたので全てを覚えている訳ではありませんが、モチベーションが上がったという感覚は残っています
仕事前や、良い行動(習慣化させたい行動)をする前に聴くと、良い結果が生まれるのではないかなと思います。

それだけでも相当なメリットがあると思いますが、内容もまた素晴らしいので是非知ってもらいたいと思います。
「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」の感想で調べてみると、良書と言っている方が多くて驚きます。
僕を含め、多くの方が同じように感じているのだなと思うとうれしくなりますね。

では、本書で印象に残っているところをご紹介させて頂きます。

小さな習慣が大きな変化をもたらす

「読書をする」、「運動をする」、「ダイエットをする」など、1日、2日とやったところで、ほとんど変化は現れません。
逆に、「ダラダラ過ごす」、「甘いものを食べる」などを、1日、2日やったところで、こちらも変化は見られないでしょう。

しかし、それを1年、5年、10年と続けるとどうなるのか?

たとえば、1日1%の努力を積み重ねたとします。
1年後にはどうなるかというと、「37.78倍」になるのです。

逆に、1日1%ずつ怠けるとすると、1年後には「0.03倍」となってしまいます。

いかに継続することが大切かを、わかりやすく説明しています。
継続して努力することで後に大きな結果をもたらす」ということなんですね。

ちなみに、「1.01の法則」については、以下の記事で書いておりますので良かったら読んでみてください。

潜在能力のプラトーを超える

「氷」の例でわかりやすく解説しています。

氷をマイナスの温度から徐々に上げていきます。
-10℃では氷は解けません。-5℃でも、-3℃でも、-1℃でも解けないのです。
0℃になってようやく解け始めるのです。

つまり、どれだけ努力を積み重ねてきても、変化するところまで頑張らないと何も変化が見えないということなのです。

いつ結果が出るのかわからなければ、努力を継続することは難しいですよね?
しかし、努力がすぐに結果として現れないことがわかっていれば、結果が出なくてもそういうものなんだと割り切ることができます。

本書では、これを「潜在能力のプラトー(停滞)を超える」と表現しています。
とても重要なことだと思いました。

ちなみに、同じような考え方に「成長曲線」というものがあります。
「成長曲線」に関する記事も書いておりますので、良かったらみてください。

二分間ルール

習慣を始めやすくするためのアイデアであり、正しい戦術と言っています。
入口の行動を始めやすくすることが大事だということです。

・本を一冊読むことは大変でも、1ページ読むだけなら簡単。
・ランニングで10km走ることは辛くても、ランニングシューズを履くことは楽にできる。
・ダイエットすることはきつくても、体重計に乗ることが誰にでもできる。

まずは始めてみることと、少しずつでも続けてみることで、アイデンティティーが形成される。
そして、繰り返していくうちに習慣のレベルを高めることできるというのです。

目標が高いとすぐに挫折してしまうので、まずは習慣化させるということが大事なんですね。
いったん始めてみると、すぐにやめることの方が難しいと思います。
やる気が出なくてもとりあえず始めてみることを意識するといい結果が生まれるかもしれませんね。


以上、「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」の感想になります。

本書のポイントは、習慣化させるための仕組み作りにありますが、習慣化させることのメリットやその根拠については膨大な事例で説明されています。
本書を読むことで、習慣化に対する理解が深まるのではないかと思います。

また、モチベーションが上がることも大きなメリットかなと。
読んで損はない、おすすめの一冊です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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