こんにちは、ハッシーです。
今回、ご紹介する本は、アンソニー・ロビンズ氏とピーター・マルーク氏の共著「揺るがない力」になります。
本書を読んで感じたことは、「資産運用の大切さ」、「複利のすごさ」、「手数料を侮ってはいけない」ということです。
資産運用と聞くと怪しいとか危険とか思う人もいるかもしれませんが、銀行に預けたら安心というわけでもないので、しっかりと考える必要があると思います。
本書を紹介したいと思った理由は、資産運用について真剣に考えるきっかけを与えてくれたからです。
今までは、お金を持っていないということもあり、資産運用については真剣に考えてきませんでしたが、ちゃんと計画的に考えておかないといけないなと感じました。
僕と同じように将来のために資産運用について考えたいのであれば、本書はいい一冊かなと思います。
著者のご紹介
アンソニー・ロビンズ
「揺るがない力」（著：アンソニー・ロビンズ with ピーター・マルーク）より引用
愛称：トニー・ロビンズ。ベストセラー作家、起業家、慈善活動家。
温かみとユーモアに溢れた、変革のパワーをもたらす自己啓発セミナーを40年以上前から実施し、何百万もの人々を熱狂させてきた。
正解中にファンがいる全米No.1のカリスマコーチである。
複数の会社を経営し、その年間売上高は総額50億ドルに上る。
また、フィーディング・アメリカと連携し、過去2年間で貧困家庭に2億5000万食の食糧支援を行い、今後は8年間で10億食を提供する予定である。
ピーター・マルーク
「バロンズ」誌が3年連続で「全米No.1」と評価した資産アドバイザー。
本書はこんな方におすすめ！
・資産運用に興味のある人
・銀行経由で資産運用をしている人
・早期リタイア（FIRE）したいと考えている人
本書を読めば複利がいかに偉大かを知ることができます。
できるだけ早く始めた方がいいので、なるべく若い人に読んで頂きたいと思います。
（昔の自分に教えてあげたいです）
お金を賢く運用することで、将来、お金に困らないようにしたいと考えている方には、一読の価値はあると思います。
本書のポイント・感想
本書を読んで学べることは、次の内容になります。
２、複利の偉大さ
３、分散投資（リスクヘッジ）
４、手数料を侮ってはいけない
５、幸せになる方法
本書の内容は、アメリカでの話がメインになりますが、資産運用の基本的な考え方は世界共通かなと思うので、とても参考になります。
本書を読んで感じたことを率直にご紹介したいと思います。
資産運用の重要性
お金を銀行に預けておくのは賢くないなと感じました。
利息が7%ほどある時代だったら貯金でもいいと思うのですが、今は0.001%の時代。
銀行に預けていてもほとんど増えないのです。
むしろ実質的には減っているといっても過言ではありません。
その理由はインフレになる（物価が上がる）とお金の価値は下がるからです。
昔は自動販売機で100円でジュースが買えましたが、今は130円かかります。
同じ100円でも価値は下がっているのです。
また、給料をただ貯めるだけだとなかなか貯まりませんが、株などに投資をすることで加速度的に増やすことが可能になります。
本書を読めば資産運用は必須だなと感じると思います。
複利の偉大さ
複利はすごいですね。
一度計算してみると、そのすごさを実感できます。
例えば、100万円を複利で30年運用すると、次のようになります。
| 1% | 2% | 3% | 4% | 5% | 7% | 10% | |
| 30年後 | 135 | 181 | 243 | 324 | 432 | 761 | 1745 |
利息1%だと135万円ですが、5%では432万円、10%だと1745万円になるのです。
すごくないですか？
更に60年運用すると、次のようになります。
| 1% | 2% | 3% | 4% | 5% | 7% | 10% | |
| 60年後 | 182 | 328 | 589 | 1052 | 1868 | 5795 | 30448 |
利息5%だと1,868万円、10%だと3億448万円となります。
複利で運用するだけで、ものすごくお金が増えますよね。
計算してみると複利の偉大さが実感できます。
分散投資（リスクヘッジ）
分散投資をしてリスクヘッジすることは大事だと何度も述べられています。
資産運用するにしても、どのようなポートフォリオを組むのかは考えないといけません。
株だけに投資してしますと、株価が大きく下落したときに耐えられなくなってしまうかもしれません。
しかし、株価が下がったときは絶好の買い時なので、その時に株を買えないような投資はよくないとのこと。
この話は何度も登場するので、ご自身で納得するまで読んでみてください。
その通りだなと思うのではないでしょうか？
手数料を侮ってはいけない
手数料はよく考えないといけないなと思いました。
自分も気付かない内に、いろいろな手数料を払っているかもしれないので、注意が必要ですね。
先程の複利の計算で、実質5%の利益が出せても、手数料で2%も取られていれは、3%の複利でしか運用できなくなります。
たった2%と思うかもしれませんが、複利だとものすごい金額になるということが理解できると思います。
手数料をできるだけ下げることは必須だと認識できました。
幸せになる方法
お金があっても幸せとは限りません。
何事にも感謝する気持ちが大事だと述べられています。
ちょっと難しいですが、本当の幸せとは何なのか、考えるきっかけになりましたね。
まとめ
お金を賢く増やすためには、資産運用なくしてはあり得ないなと感じました。
リスクを極力避けて資産運用するためにはどうすればいいのか、真剣に考えたいなと思うようになりました。
やっぱり自分できちんと考えることが大事ですね。
本書を読んで勉強になったとともに、考えるきっかりになったことが大きいなと思います。
皆さんも本書をきっかけに、真剣に取り組んでみてもいいかもしれませんね。
ただし、投資は自己責任でお願いします。
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント