こんにちは、ハッシーです。
今回、ご紹介する本は、ボブ・トビン著「10年後、後悔しないための自分の道の選び方」になります。
本書のタイトルを見て読んでみようと思った方は、今多少なりとも後悔していることがあるのではないでしょうか?
僕もその一人です。
「今のまま仕事を続けていて大丈夫だろうか?」
「お金を稼ぐためだけに仕事をしているよな」
「一度しかない人生なのに、何も挑戦せずに過ごしていたら、いずれ後悔しなだろうか?」
等々、よく悩んでいます。
本書は、新たなことに挑戦したいけど勇気がでないあなたの背中を後押ししてくれる内容となっております。
著者について
慶応義塾大学名誉教授。
「10年後、後悔しないための自分の道の選び方」(著:ボブ・トビン)より引用
ビジネスコンサルタント・エグゼクティブコーチ・講演家。
IBM、ディズニー、日産自動車、サントリー、UBSグループなど数々の有名企業をクライアントに持つ。
ボストン大学で学位をとり、コンサルタント、大学教授として活躍。
アメリカ政府の業務で来日して以来、25年以上を日本で過ごす。
ペパーダイン大学、ボストン大学、慶応義塾大学(商学部)でリーダーシップや組織改革、コミュニケーションについて講義を持ち、教え子は数千人におよぶ。
本書はこんな方におすすめ!
・今の人生に満足していない、変えたいと思っている人
・新たなことに挑戦する勇気がでない人
・人生を見つめ直したい人
何かしか人生に満足していない方におすすめしたい1冊です。
「仕事は楽しくないし、成長も見込めない。でも不自由なく生活できるくらいのお金がもらえるから続けている。」
そんな人生は幸せなのだろうか?
お金を稼ぐだけが仕事なのだろうか?
こんなふうに人生に疑問を感じるのであれば、新しい人生に挑戦することが必要かもしれません。
(自分自身に言いたいことです)
本書の感想・ポイント
「これは、あなたの望む人生ですか?」
本書でこのように問いかけられています。
生きるために仕事をしなければならない。
それは当然であり、仕事をしなければお金を稼ぐこともできず、生活ができません。
ただ、お金を稼ぐために、人生を我慢するのは勿体ない気がします。
本書では、仕事に対する疑問から、決断すること、勇気を出すこと、学び続けることなど、自分が望む人生を手に入れるための手段について述べられています。
この中で特に感銘を受けたところを中心に紹介したいと思います。
あなたが今の仕事に疑問を持っているなら、「おめでとう」の言葉を贈る。
それは自分に合った働き方に近づこうとしているから。
僕も会社に入った当初は、仕事とはこういうものかと疑問も持たずに働いていました。
余裕がなかったのかもしれません。
でも最近はこのままでもいいのかなと常々考えています。
仕事に疑問を持っているけど、安定した生活を手放すのは怖いし…
そういうときに「おめでとう」と言ってくれる本書を読むと気が楽になりました。
何事も考えることが大事なんですね。
優柔不断はストレスの元。
物事をなかなか決められないと意志薄弱で無力に見られてしまう。
「優柔不断はストレス」というのはよくわかります。
決断しなければならないという状況はストレスがかかるものです。
決断しなければいけないのになかなか決断できないとストレスがたまる一方なので、即決できるように常に考えておくことが大事。
人の直感は9割方正しいと言われています。
悩むよりは直感に頼ってもいいかもしれませんね。
合わない仕事に就いてしまった場合、自分の役に立たないことに時間を費やすのは無意味。
仕事(特に初めての仕事)は、最低でも3年は続けるべきと聞いたことがあると思います。
すぐに辞めてしまうと、仕事に対する意気込みがないとか、対人能力に問題があるとか言われ、次の就職に悪影響があるとされています。
これって本当にそうでしょうか?
僕の会社でもすぐに仕事を辞めた人はたくさんいますが、それでデメリットになったっていうのはあまりないように思えます。
ムダに時間を過ごすよりもスキルアップに時間を費やした方がよっぽどマシです。
相手にどう思われようが、自分の信念を持って行動することの方が重要なのではないでしょうか?
自信は伝染する。自信のある人や自信を与えてくれる人とつきあい、働くべき。
やっぱり周りの人に影響されますよね?
周りにネガティブな人がいれば自分もネガティブになるし、周りが頑張っていれば自分も頑張るようになる。
子供のときに塾に行くのと同じ感じですね。
本書では、自信を付ける、勇気を出すと度々繰り返されています。
自分を成長させてくれる人と仕事ができる環境が作れれば幸せですね。
自信があると自分に言い聞かせ、自信があるふりをすることで、自信がついてくる。
なりきることは大事です。
自分はできないと思うよりも、自分はできると思った方が、良い結果が出るといいます。
できる人を演じるということは、できる人の行動を真似しなければいけません。
真似していくうちに本当にできるようになるのです。
本当かなと疑問に思う方は、一度演じてみてはいかがでしょうか?
真剣に演じれば人生変わります。
以前、ニュース番組に経歴詐称して出演していたコメンテーターがいましたが、コメンテーターとしては見事に演じていましたよね?
経歴詐称がバレて降板しましたが、それがなければ演じ続けられたのではないでしょうか?
努力してコメンテーターを演じていたんですね…
勇気があれば、あなたの望む人生やキャリアが手に入る。
これは大げさのような気もしますが、逆に勇気がなければ新たなことに挑戦しない。
結果、望む人生は手に入らないとは思います。
仕事は嫌だなぁ、楽しくないなぁと思っているだけでは何も変わりません。
行動することが大切なのです。
自分の人生を決めるのは自分です。
納得できる人生にするためにも、勇気を出すことは必要かもしれませんね。
学び続けること。それは銀行にお金を積み立てるようなもの。
当たり前ですが、学ぶことは大事です。
学生なら学校で学ぶことはできますが、社会人になれば自分で学ばなければなりません。
勤めている会社だけで学べるほど世の中あまくないですし、会社以外で学ばなくてもやっていけるというのであれば、成長は限られていると思った方がいいでしょう。
学生時代の勉強などたかが知れています。
小学校から高校までで12年、大学含めても16年です。
それに対し、社会人としての人生は40年くらいあります。
しかも学生のことはいろいろな科目を学びますが、社会人になったら仕事に直結することを学びます。
社会に出てからどれだけ勉強することが大事かわかりますよね?
またお金は盗まれる可能性がありますが、知識は盗まれることがありません。
将来を見据えた日々の積み上げが大切ですね。
まとめ
本書では、著者の教え子たちの仕事に対する悩みや考え方、またどのような行動を起こしてどうなったかを示してくれています。
敷かれたレールに乗っているのではなく、自分でレールを敷いていくことができる人生ってすばらしいなと共感しました。
自分もこのまま何事もない人生を過ごして後悔するよりは、例え失敗しても挑戦して後悔した方がいいんじゃないかと思いましたね。
まずはしっかりと知識を蓄えること、そして勇気を出して行動することを目指して頑張る。
そんな気持ちにさせられました。
皆さんにも人生を変える一冊になれば幸いです。
今回はここまでと致します。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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