こんにちは、ハッシーです。
今回は、佐々木圭一さんの「伝え方が9割 ②】をご紹介したいと思います。
皆さんは、会社やプライベートで伝えたいことがうまく伝わらないなと思ったことはありませんか?
・仕事で彼女や奥さんとの予定をドタキャンしなければならなくなったときに、いつも気まずくなる
・ツイッターでいいこと言ったつもりなのに「いいね」がつかない
・インパクトのある商品の名前が思い付かない
このような経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
僕のツイッターもみて頂ければわかりますが、寂しいものです。(笑)
このような悩みに対して、本書では豊富な引用例を用いて解決策を示してくれています。
本書を読めばツイッターでバズること間違いなし!
一見の価値ありと思いますので、気になる方は一度読んでみてはいかがでしょうか?
佐々木圭一さんってどんな人?
コピーライター / 作詞家 / 上智大学非常勤講師
伝え方が9割 ② (著:佐々木圭一)より引用
上智大学大学院を卒業後、博報堂を経て、(株)ウゴカスを設立。
初めての著書「伝え方が9割」は、83万部のベストセラーとなり、2013年ビジネス書ランキング1位(紀伊國屋書店新宿本店調べ)、年間ベストセラー単行本2位(2013年ビジネス書部門/日販・トーハン調べ)となる。
カンヌ国際広告祭でゴールド賞を含む、3年連続受賞など、多数の賞を受賞。
「伝え方が9割」を読むまでは知りませんでしたが、コピーライターをされている方ですね。
もともと伝えるのが苦手だったのに、配属でコピーライターになったとか…。
そこで伝え方の技術を知ったことで人生が変わったそうです。
何がきっかけで人生が変わるかわかりませんね。
本書はこんな方におすすめ!
・相手を思い通りに動かしたい方
・ツイッター、ブログでいいことを言いたい方
・インパクトのある商品名を付けたいと思っている方
本書の内容は頑張らないと身に付かないというものではなく、読んだらすぐにわかる、すぐに実践できる内容となっております。
この一冊を読むだけで物事がうまくいくことが多くなるのではないでしょうか?
またネーミングを変えただけで売れるようになったものもたくさんあると聞きます。
商品名の付け方に悩んでいる方がいましたら、是非読んで頂ければと思います。
本書のポイント・感想
まず説明しておきたいことは、なぜ「伝え方が9割」の第1弾ではなく、第2弾をご紹介するのかというと、第2弾は第1弾の内容も網羅しており、更に新たな内容が追加されているからです。
つまりお得ということです。
本書はシリーズ発行部数130万部を超えるベストセラーとなっています。
第1弾、第2弾の他に、まんが版もあります。
本書は読みやすい内容ですが、活字を読むのが苦手という方はまんが版でもいいと思います。
目で認識する方が記憶に残りやすいということもありますので。
では、「伝え方が9割 ②」の内容について説明していきます。
本書は「7つの切り口」と「8つの技術」で構成されています。
1、相手のすきなこと
2、嫌いなこと回避
3、選択の自由
4、認めらえたい欲
5、あなた限定
6、チームワーク化
7、感謝
1、サプライズ法
2、ギャップ法
3、赤裸裸法
4、リピート法
5、クライマックス法
6、ナンバー法
7、合体法
8、頂上法
これらについて、例文を用いて解説されています。
この中で、僕が特に共感を得た部分を中心に説明していきます。
イエスに変える7つの切り口 : 選択の自由
「選択の自由」とは、相手に選ばせることで、押しつけ感ややらされ感を減らすというもの。
例えば夫婦でいえばこんな感じです。
お風呂掃除か、ごみ捨てかどっちがいい?
じゃあ、ごみ捨て
こんなにうまくいくとは限らないですが、単に「お風呂掃除をやって」とか「ごみを捨ててきて」というと断られるかもしれないですが、どちらかと言われると選んでしまうというのです。
相手も自分で決めたので押しつけられ感が少なくなります。
この場合注意することは、選択肢を増やし過ぎないこと。
人は3つくらいまでの選択肢であれば選ぶけど、それ以上多くなると選べなくなるそうです。
イエスに変える7つの切り口 : 認められたい欲
「認められたい欲」とは、承認欲求ですね。
人は誰でも認められたい、期待に応えたいと思っているものです。
例えば、こう言われるとやりたくないですよね?
窓くらいふいて!私だって忙しいんだから
でも次のように言われるとやってみようと思うのではないでしょうか?
あなただと高いところまで手が届くから、窓がピカピカになるのよね。お願いできない?
このように言われたらやらない訳にもいかないですね。
承認欲求というのは誰にでもあるので、期待している、助かるという気持ちを込めてお願いすると、期待に応えてくれるようになると思います。
イエスに変える7つの切り口 : あなた限定
「あなただけは特別」というと悪い気はしません。
これは買い物にも通用します。
「先着〇〇名限定」と言われると買いたくなるものです。
「〇月誕生日の方限定でケーキをプレゼントします」という店もあったりしますが、大人は少し恥ずかしいかもしれませんが、子供はすごく喜ぶと思います。
自分だけが選ばれたという優越感を与えられると、悪い気はしませんよね?
仕事場で使うのは難しいかもしれませんが、一度試してみてはいかがでしょうか?
強い言葉をつくる8つの技術 : ギャップ法
2、伝えたい言葉の正反対のワードを考え、前半に入れる
3、前半と後半がつながるように、自由に言葉を埋める
これらを意識することで、よりインパクトのある言葉ができると述べられています。
Before:「大きなたこ焼き」
After :「皿が小さく見える、おおきなたこ焼き」
このように並べられるとAfterの方が凄そうに感じます。
反対の言葉を使うことで、相手の気を引く言葉になりますね。
強い言葉をつくる8つの技術 : クライマックス法
「クライマックス法」と言われると何?となるかもしれませんが、これは誰にでも経験があることです。
例えば、学校の授業で、
ここからの内容はテストに出ます!
と言われて経験は誰にでもあると思います。
「やさしい先生だな」と思ったものですが、こういうことで生徒のみんなが注目するようになるんですね。
テストに出ると言われると、嫌でも聞きますよね。
他にも、
「ここから撮影禁止です」
「ポイントは2つです」
というのも「クライマックス法」になります。
簡単にできるので是非試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
他の方法もご紹介したいのですが、あとは本を読んで頂ければと思います。
「伝え方」次第では、同じ内容のことでも、表現の仕方によって相手への伝わり方は異なってきます。
いかに相手に伝えるか、印象に残させるかを、本書の内容を使って試してみてください。
僕もまだまだ勉強中ですので、一緒に成長できればと思っております。
相手への思いやりを持った発言を心掛けることが重要ですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント