【FX】トレード記録を付けるメリットとは?~勝ち組への道~

トレードスキル
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こんにちは、ハッシーです。

今回のテーマは、「FXでトレード記録を付けるメリット」になります。

FXで勝ち方を調べていると、よく「トレード記録を付けること」的なことを目にすると思います。
そりゃそうだろうと思う一方で、そんな面倒くさいことしたくないなと思ったことはありませんか?

僕もトレード記録は付けた方がいいんだろうなと思いながらも、面倒くらいのでずっと避けて過ごしてきました。

トレード回数も多いし、いちいち記録なんて付けてられないよ!
勝てはいいんでしょ!

こんな感じです。
できれば楽して勝ちたいと思っていました。
トレードセンスを磨けば勝てるようになると勘違いをしていたのです。

そんな調子でFXをやっていたため、何年経っても結果を出すことができませんでした。
成長しているかどうかもわからず、ただただお金が減っていくだけ。

FXで勝つのは無理かも…

このままではヤバイと思った僕は、初心に戻ってトレード記録を付けることにしたのです。
去年(2020年)くらいからトレード記録を付け始めました。
すると、多少なりとも結果が上向いてきたのです。
まだ劇的にトレードスキルが上がったとは言えないですが、成長が見え始めてきた感じはあります。

そこで本ブログでは、

・トレード記録を付けるメリット
・トレード記録の付け方

・トレード記録を付けるようになって感じたこと
・トレード記録を継続して付けるためのコツ

を解説していきます。

実際に自分で体験してみて感じたことであり、今もブログで継続して記録を付けていますので、これからトレード記録を付けようと思っている方の参考になればと思います。

良かったら読んでみてください。

トレード記録を付けるメリット

トレード記録を付けるメリットとしては以下の4つが挙げられます。

1、自分の負けトレードという貴重なデータが得られる
2、客観的にトレードを振り返ることができる
3、トレードの改善点がわかる
4、メンタルを鍛えることができる

詳しくみていきましょう。

1、自分の負けトレードという貴重なデータが得られる

自分がトレードをして負けたという事実は辛いことではありますが、そのトレードで得られたデータというのは最高のプレゼントになります。

・エントリーの位置は正しかったか?
・決済の位置は適切だったか?
・ロットは大き過ぎていなかったか?
・計画通り決済できたか?
・トレード中に感情的になっていなかったか?

このような情報を蓄積していくことで、トレードの課題が見えてきます。
決して他人のトレードでは得られないデータになるのです。

負けたトレードを記憶から消し去るのか、貴重なデータとして次に活かそうとするのかで、勝ちトレーダーになれるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

2、客観的にトレードを振り返ることができる

トレード中は感情が入っていて冷静ではいられないものです。
しっかりと考えたポイントでエントリーしたつもりでも、後から見てみると、どうしてこんなところでエントリーしてしまったのだろうと思うことは多々あります。

トレード記録を付けることで、冷静な状態で客観的にトレードを振り返ることができます。
「感情的になっていた」とか、「視野が狭くなっていた」など、トレード中には気付かなかった課題が見えてきます。

繰り返しトレード記録を付けていくことで、トレード中でも冷静にトレードできるようになっていきます。

3、トレードの改善点がわかる

先にも述べましたが、冷静な状態でトレードを振り返ると、課題が見えてきます。

「利確目標に届く前にチキン利食いをしてしまったが、もう少し我慢していれば利確目標に届いていた。」
「ロットが小さいときは利益を伸ばせているが、ロットが大きくなると利益を伸ばせない。」

このような課題があれば、エントリー後はチャートを見ずに利確と損切りを入れて放置しておく、などの対策がとれるようになります。

課題を1つずつ改善していくことで、勝ちにつながっていくのです。
負けデータが得られる度に、勝ち組に近づいていると思っておきましょう。

4、メンタルを鍛えることができる

トレードをしているとどうしても感情的になってしまうことがありますよね?
でも感情的になっていいことは一つもありません。

トレード記録を付けると、メンタルも鍛えられます。
「このパターンは前もあったな」とか、「いつも同じ失敗を繰り返しているな」と気付くことができます。
お金の増減に目がいくと感情的になってしまいますが、トレード内容に目を向けることで、感情を抑えることができます。

トレード記録を付けるということで、自分の弱点は見つかるし、メンタルも鍛えられるしで、言うことなしですね。

トレードでは精神状態を乱されないということはとても大事です。

トレード記録の付け方

トレード記録の付け方と言っても決まりがあるわけではありません。
自分が続けられる内容で付けていくのが一番だと思っています。(まずは継続することが大切!)

ただ、ここだけは必要かなという点をご紹介します。

・エントリーの根拠
・利確目標
・損切りポイント
・トレード中の感情
・チャート(エントリー位置と決済位置を記す)

これくらいあれば充分ではないでしょうか?

僕がブログでまとめているのはこんな感じです。(↓)

エントリーしたのは赤丸1でショート3ロット。
続いて赤丸2でショート3ロット。
赤丸3でショート7ロット。(104.2円まで1ロットずつ指値)

<エントリー根拠・トレード中の感情>
赤丸1
トレード戦略のパターン1で考えたように、紫色チャネルラインの上からのショート。
103.9円とも重なっているので良いエントリーポイントと思ったけど、緑色チャネルラインまでは上がるかもしれないと考えていたので、合計で3ロットしかエントリーしなかった。

赤丸2
パターン1の継続で、紫色チャネルラインの上に近づいたのでショート。
ここではエントリーしなくても良かったが、赤丸1で3ロットしかショートできておらず、このままでは例え下がったとしてもたいした利益にならないので、もう少しロットを増やしたいと思ってしまった。

今年に入ってからチャートの流れをうまく読めていたにも関わらず、ロットが小さいために利益を出せていなかったので、焦りが出ていたかも…。

紫色チャネルラインを上抜けたときか、103.9円を上抜けたときに損切りすれば良かったが、緑色チャネルラインを信頼し過ぎていたため、損切りしなくても大丈夫だろうと思った。

赤丸3
緑色チャネルライン付近からの反発を期待してのナンピンショート。
パターン2でのエントリー。
ヒゲで狩られるのも嫌だったので、104.2円まで指値でショートを入れていました。

[利確目標]
103.3円

[損切り]
104.3円超え。

[結果]
直近高値の104.4円超えまで耐えるか迷ったが、緑色チャネルライン付近でもみ合ってから下がることなく上昇してきたので損切りしました。

 トレード結果 : -57,781円

紫色チャネルラインを根拠にトレードしたのであれば、損切りはチャネルラインを上抜けた位置とするべきだった。(遅くても103.9円)

赤丸1のポジションは一時+30pipsほど出ていたので、建値決済にしておいてもよかったかもしれない。

・機会損失をしたくないという感情が出てしまった。

・このトレード以外にもう少し利益を出したいと思い、優位性のないところでスキャルピングをしてしまった。(-25,000円ほど)


まずは自分なりにトレード記録を残すことが大事ですね。
ただトレード中の感情は残しておいた方がいいと思います。
あとでチャートだけみても思い出せないので。

継続できる範囲でトレード記録を付けてみてください。

トレード記録をつけるようになって感じたこと

トレード記録を付け始める前と後で変わったことは以下4つとなります。

1、トレード回数が減った
2、待つトレードができるようになった
3、感情的になることが少なくなった
4、収支が上向いてきた

こちらも詳しくみていきます。

トレード回数が減った

トレード記録を付ける習慣がついてくると、トレード根拠がないところではエントリーできなくなってきます。
「感覚的トレードしました」なんて書くのは情けないですよね?

結果、ムダなところでのトレードが減り、トレード回数が少なくなります。

また、トレード記録を付けなければならないとなると、トレードが多過ぎてはとても書き切れません。
1日に50回も100回もトレードしていたら、記録を付けるだけで大変です。
きちんと記録を付けていこうとすると、適度なトレード回数にするしかないのです。

待つトレードができるようになった

トレード記録を付けるということは、トレード根拠を書かないといけません。
そうすると、水平線やトレンドラインを引いたりして、トレードポイントを考えるようになってきます。
自ずとエントリーポイントまで待てるようになるのです。

トレード記録を付けていなかったときは、チャートを見た瞬間に上か下かを決めてトレードしたり、大きく動いたら逆張りしてみたりと、感覚的なトレードが多かったのですが、記録を付けるようになってからは待てるようになったと思います。

待つトレードができると、ムダに負けることは少なくなります。

感情的になることが少なくなった

待つトレードができるようになると、あらかじめ決めたポイントにきたときにエントリーをして、決められた利確、損切りポイントで決済するようになります。
(きちんと利確、損切りができるかは別ですが…)

そうすると、例え負けても想定内なので、感情的になることが少なくなります。

何気なくトレードして負けたりすると熱くなったりしますが、計画を立てて負けたのであれば納得できるはずです。

またトレード回数が減ってくれば、1回1回のトレード間隔が空いてくるので、冷静さを取り戻すには充分な時間があります。
時間の効果を非常に大きいです。

トレードでは感情的になっても良いことは一つもありません。
例え勝ったとしてもそれはたまたまでありギャンブルと同じです。
大切なお金を無くさないためにも冷静さを保つことは大事です。

収支が上向いてきた

そこまで上向いていないかもしれないですが、明らかに収支は安定してきたと思います。

何をやっても勝てなく、トレードやる度にお金が減っていったときと比べると、明らかに違っています。
確実に成長してきた!ような気がします。
(まだ成長中です)

もう少し続けないとわからないですが、トレード記録を付けることの効果を実証していきます。

トレード記録を継続して付けるためのコツ

最後に、トレード記録を継続するコツをお教えします。
それは、

ブログやツイッターで公開すること

です。

トレード記録を付けようか悩んでいる段階の方であれば、負けることの方が多いと思います。
負けたトレードの記録を付けることほど辛いことはありません。
負け続ければ、トレード記録を付けることを辞めようかと思ってしまうものです。
僕も何度止めようと思ったことか…。

しかし、トレード記録を付けることを止めてしまっては、そこで終わってしまいます。
では、どうすれば継続できるのか?

そこで始めたのが、「ブログで公開すること」です。
ブログで公開することで、止めづらい状況を作るのです。

もし、ブログの更新が止まれば、

トレード記録を付けることすら続けられない意志の弱い人なのね。

と思われてしまいます。
(誰も見ていないと言ないとは思いますが…)

言ってみれば、将来の夢や努力目標などを友達に話すのと同じです。
他人に監視してもらうのが一番継続できるのです。

まずはどんな手を使ってでも継続することが大事だと思います。
トレードで勝とうが負けようが関係ありません。
負ければ貴重なデータが得られたと思えば気も楽になりますし。

とにかくトレード記録を付けてみましょう!
何かを変えないと勝ち組にはなれませんよ。
(自分に言い聞かせています)

長くなりましたが、今回は以上になります。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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