こんにちは、ハッシーです。
今回、ご紹介する本は、樺沢紫苑さんの著書「行動最適化大全」になります。
僕は、樺沢さんの著書は好きでよく読んでいますが、本書にはその全てが詰まっています。
樺沢さん自身も冒頭(はじめに)で、
「生活習慣」「仕事」「人間関係」の最適化の膨大なじょうほうを50個の切り口、3~4つのポイントで明快にまとめたのが、本書の『行動最適化大全』になります。
と述べています。
本書一冊を読めば、樺沢さんの知識を吸収できるのです。
とは言っても、「本を読むなんて大変だな」と思われる方もいると思います。
そんな方のために、本書では「イラスト」だけで説明している部分と、「エビデンス」で詳細な説明をしている部分とに分かれています。
イラストだと視覚で認識できるので、大変わかりやすいですね。
文字を読むことが苦手な人も、論理的なポイントが知りたい方も、全ての方が理解できる一冊になっていると思います。
もし、「より良い人生を過ごすために何をしたらいいのかな?」と悩んでいるのであれば、本書を手に取ってみてください。
たくさんの行動指針が詰まっています。
僕も大変参考とさせてもらっている一冊になります。
著者のご紹介
樺沢紫苑(かばさわしおん)
「行動最適化大全」(著:樺沢紫苑)より引用
精神科医、作家。
1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。
2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。
帰国後、東京にて樺沢心理学研究所を設立。
「情報発信を通じてメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、インターネットフォロワー累計60万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活動している。
シリーズ累計80万部の大ベストセラーとなった「学びを結果に変えるアウトプット大全」「学び効率が最大化するインプット大全」など累計36冊180万部以上の著書がある。
樺沢さんの著書は、参考になることを多いですね。
とてもわかりやすく説明してくれてますので、すぐに行動に移すことができます。
Twitter、Facebook、メルマガ、ブログなど、様々なことを継続されている行動力がすごいと思います。
本書はこんな方におすすめ!
・効率よく努力したい人
・「仕事」「人間関係」「健康」などで悩みのある人
今、悩みを抱えている方や、人生をもっとよくしたいと思っている方におすすめしたい一冊となります。
「悩み」「問題」の90%は、本書の内容を実行するれば解決できると書かれています。
本書を読んで、正しく行動することで、悩みを解決できるかもしれません。
本書のポイント・感想
本書では、「50項目、153個」の行動最適化ポイントが記載されています。
「朝」「昼」「夜」「仕事」「学習」「コミュニケーション」「健康」「人生」で項目を分けられていますので、自分が気になるところから読んでいっても理解できます。
「何をやってもうまくいかない」「頑張っているのに結果につながらない」といる方は、生活習慣、行動、考え方、コミュニケーションのどこかに問題や無理がある、と述べらえています。
本書は、そんな問題を突破する「行動のコツ」を教えてくれます。
では、本書の中で、僕が特に気になったこと、注目したことをご紹介します。
2、必要のない会議はやらない
3、テレビの見方
4、お酒の飲み方
5、就寝直前はポジティブなことを思い出す
6、記憶したいことは寝る直前に覚える
ただ、これら以外にも参考になることはたくさんありますので、内容を知りたい方は本書を読んでみてください。
朝散歩
本書の中で最もおすすめと強調されていることが、「朝散歩」になります。
朝に散歩をすることで、睡眠が整い、運動不足にならない最低運動時間をクリアできることこと。
朝散歩することで、「セロトニンの活性化」「体内時計のリセット」「ビタミンDの活性化」の3つの効果があるそうです。
詳しくは説明できませんが、朝散歩すると気分がいいということはわかります。
清々しい気分になりますよね?
朝に歩くだけでいいのであれば、簡単にできそうです。
試してみてもいいかもしれませんね。
必要のない会議はやらない
個人ではどうすることもできないかもしれませんが、非常に共感が持てますね。
報告だけの会議であれば資料みればわかるし、会議室に集まらなくてもリモートでもできるし…
といろいろと不満はありますが、どうしても会議をやるのであれば、以下の点に注意するのが良さそうです。
・定時にはじめて、定時に終わる
午前中は集中力が高い時間なので、会議よりももっと重要なことに時間を使う。
時間を厳守することで、ダラダラした会議になることを防ぐ。
締め切り効果で緊張感が出る。
でも、できれば会議すること自体を見直したいですけどね。
テレビの見方
テレビやスマホは時間のムダをつくりやすいそうです。
まあ、そうでしょうね
「見たい番組」を見るのはいいけど、目的もなくテレビを見ることがいけないとのこと。
そこで、おすすめしているのが、「録画して見ること」です。
僕もよくやっていますが、録画をして後から見ようとすると、それほど見たくないなと思えてきます。
録画だけして見ないということも多いので、結果、テレビを見る時間は減っています。
また、ニュースはネガティブな内容が多いので、多くても1日1回、1時間以内に留めるべきだそうです。
お酒の飲み方
個人的に気になるテーマなので取り上げました…
「お酒は百薬の長」と思っていましたが、実は「お酒を飲まないのが最も健康にいい。お酒を飲めば飲むほど、健康に悪い」そうです。
ショックです…
では、「お酒を飲むことを止めましょう!」とできればいいのですが、やっぱり飲みたいですよね?
そこで推奨されているのが以下となります。
・週2日の休肝日(できれば2日連続)
つまり、一週間でビール500mlを7本を、どのように飲むかということです。
ちょっと少ないなぁ
という感じですが、お酒の量は少ない方がいいということは理解できるので、やるしかないですね。
就寝直前はポジティブなことを思い出す
ピークエンドの法則、「終わり良ければ全てよし」ということです。
そうすると、「いい1日だった」という記憶が定着し、睡眠も深まるそうです。
確かにその通りだと思いますし、こういう気持ちの面をきちんと調整することが大事なんだなと思い知らされた感じがしました。
ポジティブ思考を取り入れよう!
記憶したいことは寝る直前に覚える
「記憶のゴールデンタイム」は、寝る前15分だそうです。
寝る直前の記憶は、「記憶の衝突」が起こらず、入力された情報がそのままコピーされるように記憶されるのだとか。
今まで意識したことなかったですが、学生のころにこういう情報を知っていればよかったなと思ったりもします。
まとめ
他にも紹介したい内容はたくさんあります。
「集中力あげる方法」、「水の飲み方」、「運動をするのに適した時間」など、行動を最適化する方法がいろいろと紹介されています。
紹介したい内容が多いということは、それだけ内容が濃いということですね。
簡単なことを実践するだけど、人生が好転するのであれば、やらない手はないと思います。
僕が紹介するよりも本書を読んだ方が理解が深まると思いますので、気になった方は一度読んでみてください。
読んで後悔することはないはずです。
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