こんにちは、ハッシーです。
今回は、「集中力を上げる方法」を紹介します。
皆さん、勉強や仕事をしているとき、「今日は調子がいいなぁ」っていう時と、「何だか気分が乗らないなぁ」っていう時はありませんか?
もちろんありますよね?
では調子が良い時と悪い時でどれくらい効率が違うと思いますか?
人によると思いますが、僕の感覚では、3倍から4倍くらいの差はあるように感じます。
仕事でもよく経験がありますが、報告書をまとめるなど頭を使う仕事をする場合、集中できなければ全く進みませんが、集中すると思いのほか早く仕上がることがあります。
この差は非常に大きいです。
同じ時間をかけているのに成果量が大きく異なるのですから。
時間を有効に使うためにも、たくさんの成果を上げるためにも、集中力を高めることは重要なのです。
では、どうすれば集中力を上げることができるのでしょうか?
本ブログでは、集中力を上げる方法についてご紹介致します。
集中力を上げる7つの方法
僕がおすすめする集中力を上げる方法、集中力高く作業する方法は以下7つ。
2、有酸素運動を行う
3、適度な仮眠をとる
4、心地よい「香り」と「音」を選ぶ
5、ルーティン作業を決めて習慣化させる
6、雑念を排除する
7、シングルタスクで進める
これらについて詳しく説明していきます。
集中力の高い時間を利用する
そもそも人には集中力の高い時間と集中力が落ちる時間があります。
集中力の高い時間とは、次のような時間です。
・休憩した直後
・終業時間前
・締め切り前
誰もが実感したことがあると思いますが、朝は頭がすっきりしていて集中できますよね?
起きてから2~3時間は集中力が高い時間です。
また終業時間前や締め切り前は、時間が限られているので集中できると思います。
これはいわゆる「締め切り効果」というやつです。
このような集中できる時間帯はあるので、その時間に集中力を要する仕事を持ってくることで、効率は格段に変わってきます。
締め切り効果は、自分が設定した締め切りでも効果はあるので、「〇〇の仕事は何時までに終わらせる!」と決めるだけで集中力は上がります。
注意する点は、集中力が高い時間にメールチェックや書類整理などの集中力が必要でない仕事をしないように、時間配分には気を付けましょう!
有酸素運動を行う
30分程度の有酸素運動をすることによって、その直後から「学習機能」、「記憶能力」、「モチベーション」がアップします。
医学的にはBDNF(脳由来神経栄養因子)という脳を育てる物質が分泌され、意欲を高めるドーパミンという脳内物質も分泌されるため、集中力が高くなるそうです。
仕事ができるビジネスマンはよくジムに通ったりして運動をしています。
忙しい中でよく運動する時間があるなと思ったりしませんか?
しかし、運動することで集中力が上がるので、運動する時間は必要であったとしても、その分効率よく仕事が進められます。
結果、仕事の成果も出せるわけです。
また台湾国立衛生研究所の研究では、一日15分運動をすることで、死亡率が14%低下し、平均余命が1002日も伸びるそうです。
つまり、運動で時間を使っているのではなく、運動することで時間を作っているという感覚ですね。
仕事できる人が運動する理由がわかります。
適度な仮眠をとる
何をするにも眠たいと効率は下がりますよね?
睡眠不足は大敵です。
仕事中に眠たくなったり、集中力が途切れたりしたら、仮眠をとることで集中力を回復させることができます。
仮眠には脳の疲労と集中力の回復効果があり、病気の予防にも効果的だそうです。
NASAの研究によると、26分の仮眠によって、仕事効率が34%アップし、注意力が54%アップしたそうです。
今では仮眠の効果はよく知られており、Googleなど大手企業では仮眠を導入しているところもあるといいます。
ただし注意する点が一つあり、それは「30分以上の仮眠」です。
30分を超えると仮眠の効果が徐々に悪くなり、1時間を超える仮眠は、脳のパフォーマンス的にも健康的にも悪影響を与えるそうです。
また仮眠の習慣がない方は、すぐに眠るのは難しいかと思います。
そういう方は、実際に眠れなくても目を閉じて視界をシャットダウンするだけでも効果があるみたいなので、是非試してみてください。
心地よい「香り」と「音」を選ぶ
人は視覚、臭覚、聴覚などに敏感に反応します。
それは危険を察知しないといけないからです。
今の世の中においては、急に襲われるようなことはほとんどないかもしれませんが、太古の昔においては、一瞬の気の緩みによって動物に襲われ、命を落としてしまうこともありました。
そのため、人はある一つのことに集中するのではなく、あらゆることにおいて敏感に反応するようにできているのです。
つまり集中できなくて普通なのです。
しかしそうはいっても集中したいですよね?
そこでおすすめなのが、心地よい「香り」と「音」になります。
心地よい香りとしては、アロマの香りや、果物の香りなどがあります。
一説には柑橘類の香りが集中力を高めると言われていますが、自分が心地よいと感じるものを選ぶといいでしょう。
また心地よい音とは、川のせせらぎ、風の音、波の音などの自然な音がいいと言われています。
確かに、人工的な音や、電話での話声、ひそひそ話などは注意がそがれてしまいますよね?
大自然の中で柑橘系のジュースを飲みながら作業をすれば、はかどるのではないでしょうか?
ルーティン作業を決めて習慣化させる
よく例として挙げられるのは、イチローさんですね。
朝起きてから打席に入るまで、事細かくルーティンが決まっていたといいます。
朝起きる時間、朝食はカレー、スパイク、グローブ、バットの種類、打席に入ってからの作動など、ありとあらゆることがルーティン化されていましたね。
ルーティン化する理由は、ノーストレスな状態を作り出すためだそうです。
スポーツ選手にはルーティンを決めている人が多い気もしますね。
これはスポーツの世界だけではなく、仕事や勉強などにも当てはまります。
人は選択することや、考えることがたくさんあると、集中状態に入りにくいと言われています。
ルーティン化させることによってすぐに集中状態に入れるようにしておきましょう。
例えば、家に帰ったらすぐに机に向かう、机に座ったらすぐに本を開くとか、予め決めておくとすぐに集中状態に入れます。
人は習慣化できるようになると強いです。
雑念を排除する
人の集中力は一度途切れると、元の集中力に戻るまでに15分かかると言われています。
集中力が途切れる原因としては、以下のことが考えられます。
・ものを探してしまう
・人から話しかけられる・電話がなる
・スマホに通知がくる
など
これらを予め排除しておくことで、集中力を途切れさせることなく作業できます。
つまり、机の上は片付けておく、スマホの電源は切っておく、頭に浮かんでくることはメモしておく(ワーキングメモリを空ける)などです。
集中力を妨げる原因をきちんと理解しておくことが大事ですね。
シングルタスクで進める
マルチタスクができる人が仕事できる人、みたいなイメージがありますが、マルチタスクをすると効率が下がります。
マルチタスクをするよりも、一つずつ別々にやった方が集中して取り組めます。
更に時間で作業を切り替えるようにすると効果的です。
時間管理も時計をみるのではなく、タイマーをセットしておくとなお良いでしょう。
今までのやり方にこだわらず、仕事の仕方を変えてみてもいいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
集中力を高める方法はいろいろあることが分かって頂けましたでしょうか?
すぐに実践できることもあれば、ちょっと難しいなという方法もあったかもしれません。
集中力高く仕事をできるようになれば、成果も上がりますし、自由な時間も増えると思います。
その時間を有効活用すれば更に成長できるので、よいスパイラルが生まれるのではないでしょうか?
本ブログの内容の多くは、樺沢紫苑さんの「神・時間術」を参考とさせて頂きました。
「神・時間術」は時間の有効的な使い方についてわかりやすく書かれていますので、大変参考になると思います。
もしよろしければ読んでみてください。
僕も何度も繰り返し読んでおり、参考としている良書です。
感想も書いていますので、こちらの記事も読んで頂ければ幸いです。
今回はここまでとします。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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