こんにちは、ハッシーです。
今回は、新入社員(若手社員)が社会人として失敗しないためにやるべきこと、について紹介していきたいと思います。
新入社員の皆さんは、今、どんな気持ちで仕事をされていますか?
希望に満ち溢れていますか?
それとも不安で仕方ないですか?
僕はかなり前の記憶になってしまいますが、仕事ができるようになるだろうかと、不安で仕方なかったですね。
また何のために仕事をするのだろうという気持ちもありました。
お金を稼ぐだけなら会社に入らなくてもいいのでは?と思ったりもしましたね。
そもそも学生時代の自分には仕事をやりたいという感覚はなく、学生の続きで仕方なく会社に入ったという感じでした。
あまり深く考えてなく、ダメな学生でしたね…。
しかし、実際に今、就職したばかりの新入社員の方でも、僕と同じように何となく会社に入ったという方もいるのではないでしょうか?
本ブログでは、そんな新入社員の方を含め、新たに社会に出た方に向けて、将来、後悔しないためにやるべきことを僕の経験を踏まえてご紹介したいと思います。
もし興味がありましたら読んでみてください。
新入社員が会社に入ってからやるべきこと7つ
まず新入社員が会社に入ってやることは仕事を覚えること。
社会人としての常識やマナーも身に付けていかなくてはいけません。
やることがたくさんあって大変かもしれませんが、下記7つを意識して仕事をしていくことで、将来が大きく変わります。
2、原理原則を理解する
3、お金の流れを知る
4、メモを取る
5、自分の考えを持つ
6、わからないことをほっておかない
7、コミュニケーションをとる
これらについて詳しく説明していきます。
勉強・努力をする
当たり前のようですが、これはかなり重要です。
会社にもよると思いますが、社会人になると勉強時間が少なくなります。
一説には、サラリーマンの勉強時間は一日6分と言われています。
勉強は学生がするものと思っている方がいたら、考えを改めた方がいいかと思います。
僕が入った会社もあまり勉強する人がいない会社でした。
そのため会社とはこんなものかと思ったものです。(ここが失敗でしたね…)
仕事終わりはパチンコに行ったり飲みに行ったりするのが普通で、勉強しているとか資格をとったとかはほぼ聞いたことがありませんでした。
人は弱いもので、周りの環境に流されます。
楽して生きてられるのであれば、楽をしたいと思ってしまいます。
しかし今の時代、終身雇用が崩壊してきていることはご存じでしょうか?
またAIが進化してきており、人がやる仕事が機械に奪われてきております。
これは今後さらに顕著になるものを思われます。
少し前の終身雇用が当たり前の時代であれば一流会社に入れば将来安泰でしたが、今はそんな時代ではないのです。
いつ職が無くなるかわかりません。
将来、万が一仕事がなくなったときに後悔しないためにも、勉強をする努力はするようにしてください。
社会人になって収入が増えると、できることが増えてきます。
若いときにしかできないこともあると思うし、遊ぶことも大事だと思います。
でも努力している人は世の中にはたくさんいるということを理解してください。
しかも生半可な努力ではありません。
プライベートを全て仕事につぎ込むくらい努力している人はたくさんいます。
時間は平等に与えられており、過ぎた時間は取り戻せません。
あとになって後悔しても遅いのです。
昔の自分に言いたいことですが、皆さんには後悔してもらいたくないので、少しでも勉強する、努力することを意識してください。
小さな積み重ねでもいずれ大きな差になって現れるはずです。
原理原則を理解する
仕事をする上で重要なことは、作業を覚えることではなく、原理原則を理解すること。
もちろん作業を覚えることも大事ですが、作業は経験さえ積んでいけば誰でもできるようになります。
それよりも原理原則を理解していくことが大事です。
原理原則とは何?と思われるかもしれませんが、物事の本質と理解しておいていいと思います。
どんな仕事にもやる意味があり、目的があります。
今やっている仕事にたいして、与えられたからやるとか、マニュアルで決まっているからやるというのではなく、何故やらないといけないのかをしっかりと理解するようにしましょう。
原理原則を理解することで、理解は深まりますし、応用も利くようになります。
若いうちは仕事をこなすことで精一杯かもしれません。
でも少し意識を変えることで成長度合いが大きく変わります。
どうしてこの仕事が必要なのか、機械であればどうしてこの工程が必要なのかをしっかりと理解するようにしましょう。
仕事内容は変わっていくかもしれませんが、物事の原理原則は変わりません。
経営の神様と言われる稲盛和夫さんも原理原則の重要性について語っております。
ちなみに稲盛和夫さんの著書「生き方」の感想も書いておりますので、もしよろしければみてください。
若いうちに読んでおいた方がいい一冊です。
お金の流れを知る
自分に与えられた仕事をすることはもちろん大事ですが、会社がどのようにして利益を出しているかを理解することも大事です。
ピーター・ドラッカーは企業の存在意義は「顧客の創造」と述べていますが、利益を出せない会社は潰れるしかないので、利益を出すことも重要です。
※ドラッカーに関する本は読んでおいて損はないと思います。
お金の流れを知るということは、会社が何にお金をかけて、どのような成果物を売り、利益を出しているかということになります。
会社内で仕事をしていると、部分的な狭い範囲についてしか知らないということになりがちなので、会社全体を見るように心掛けてください。
そうすることで、会社内の無駄も見えてくるし、課題も見えるようになってきます。
会社の経営の部分を知っておくことは将来必ず役に立ちます。
お金を儲ける仕組みを知るということですね。
メモを取る
人間の記憶力はたかが知れています。
とにかくありとあらゆることをメモにとるようにしましょう!
「エビングハウスの忘却曲線」って聞いたことがありますか?
人の記憶力は時間とともに以下の様に下がっていきます。
1時間後には56%を忘れ、44%覚えている。
1日後には74%を忘れ、26%覚えている。
1週間後には77%を忘れ、23%覚えている。
1か月後には79%を忘れ、21%覚えている。
これをグラフにすると、
かなりの勢いで記憶から消えていくのがわかりますね。
頭が良いと思っている人でも全てを記憶することは不可能なので、きちんとメモをとるように心掛けましょう。
またメモを取るのは忘れないためだけではありません。
メモを取っていると熱心に話を聞いているようにみえるし、話している側からしてみると、「俺っていいこと言ってるな!」と思って気分良くなるものです。
悪い言い方ですが、人は単純です。(笑)
「メモの魔力」著者である前田裕二さんもメモの大切さを述べていますので参考にしてみてはいかがですか?
僕も「メモの魔力」を読んで感想を書いていますので、もしよかったらこちらもみてください。
自分の考えを持つ
自分の考えを持つことは大事です。
新入社員の方は仕事内容について先輩に意見することは難しいかと思います。
しかし意見しないまでも自分の考えを持たないと、ただの作業者になってしまいます。
作業をこなすだけの仕事では成長は見込めません。
与えられた仕事をやるだけの人になってしまっては、いつでも代わりのきく価値のない人間になってしまいます。
よく考える癖を付けることで、例え仕事内容が変わったとしても応用が利くようになります。
思考停止に陥らず、考えることを心掛けましょう。
わからないことをほっておかない
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥 」というように、わからないことを放置していると後々後悔します。
人に簡単に聞くことができるのは新入社員の特権です。
わからないことはすぐに聞くようにしましょう。
(聞きにくいときもあると思うので、そこはタイミングをみて聞きましょう)
ただし調べればわかるようなことであれば、自分で調べることも大切です。
人に聞くということは、その人の時間を使うことになります。
会社は生産性が大事ですので、効率よく勉強していきましょう。
またあまり聞き過ぎると嫌がられることもあります。
先輩だからといって何でも知っている訳でもありません。
仕事に詳しくて、気軽に質問できる人を見つけておくといいかもしれません。
コミュニケーションをとる
コミュニケーションをとるのは面倒だなと思うかもしれません。
僕も苦手です。
でも会社は組織で動きます。
一人でできる仕事なんてたかが限られています。
会社では人付き合いがうまい人の方が得をすることが圧倒的に多いと思います。
評価が高い人も、出世する人もコミュニケーション能力が高い人の方が多い気がします。(僕の偏見かもしれませんが…)
確かによく話をする人の方が親近感が湧きますし、困っていたら助けたいと思います。
逆にあまり話をしたことがない人には近づきづらいものです。
「ザイオンス効果(単純接触効果)」をご存じでしょうか?
人は接触回数が多ければ多いほどその人に好感を抱くというもの。
これは誰もが経験あるかと思います。
例えばテレビをみていて、初めてみたタレントや芸人はあまり好きになれなかったりするかと思います。
しかし何度もテレビでみるようになるとだんだんと共感が持てるようななってくるのです。
僕は最近では、テレビに出始めたころの「フ〇ちゃん」を見て、どう考えても好きになれないだろうなと思っていました。
でも最近は楽しく見させてもらっています。
(フ〇ちゃん、すみません)
仕事に関する質問でもいいし、世間話や趣味の話でもいいので、自分から話をしてみることをおすすめします。
後輩から声を掛けられて嫌な顔をする人はいないのではないでしょうか?
ただし忙しそうな時はやめておきましょう。
コミュニケーションをとることは、仕事をすることと同じくらい大事だと思ってもいいのではないでしょうか?
自分を慕ってくれる後輩はかわいいものです。
コミュニケーションをとっておくと困ったときに助けてくれますし、仕事もスムーズにいきやすくなります。
会社は理不尽なもので、同じ内容のことを言っても、人によって結果が異なることがよくあります。
仕事を円滑に進めるためにもコミュニケーションはかかせません。
まとめ
新入社員の皆さんは、その日その日が大変で余裕がないかもしれません。
そんな日々の中でも上記で説明した7つを意識して実践していくことで、社会人として着実に成長できると思います。
万が一、今勤めている会社を辞めることになっても、これらのことはどんな会社でも通用します。
今の時代、終身雇用で働けると思っていると、痛い目をみるかもしれません。
一人でお金を稼ぐ力を身に付けることも想定して行動してください。
いつ会社を辞めてもいい、というくらいの気持ちでいると、楽に、正しく行動できるようになります。
若いうちに勉強・努力する習慣を付けておいた方がいいです。
私たちは小学校から高校までで12年、大学含めても20年程度しか勉強してきていません。
しかし会社に入ってから定年までの期間は40年くらいあります。
圧倒的に会社で働く期間の方が長いのです。
この会社で働く間にどれだけ努力するかが大事であり、差がつくのです。
「若い時の苦労は買ってでもせよ」と言います。
やらずに後悔するより、やって後悔した方が何倍もマシです。
年齢を重ねてから後悔しても遅いので、若いうちに頑張りましょう。
あと、学生の頃に勉強してこなかったから、今更勉強しても遅いとは思わないでください。
会社に入るまでに勉強してきたことは仕事では役に立たないことが多いです。
今からがスタートです。
今この瞬間があなたにとって一番若いときです。
変わるなら今です。
将来、後悔しないためにも今から頑張っていきましょう。
今回はこの辺で終わりにします。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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