こんにちは、ハッシーです。
今回のテーマは、「やる気」についてです。
やらないといけないことがあるんだけど、今日はやる気がでないなぁ
こういうときってありますよね？
やる気が出たら頑張ろう、と思ったりするものです。
しかし、「やる気」について調べてみると、驚くべきことを知ることになります。
なんと、脳科学者の池谷裕二東京大学教授は、「やる気なんて存在しない」と言っているのです。
また、多くの著名人もやる気は存在しないと言っています。
ひろゆきさん
「無敵の独学術」より引用
世の中には「やる気」というものが存在すると思い込んでいる人が多いですが、本来人間がもっているのは、「今やっている行動をそのまま続けていたい」という意識です。
樺沢紫苑さん
「行動最適化大全」より引用
「やる気」に関しても同様で、やる気が高まるので仕事したくなるわけではなく、仕事をはじめて、「調子が出てきた！」と感じることで私たちは「やる気が出てきた」と認識するのです。行動が先で、感情は後。やる気が出るまで待っていては、いつまで経ってもやる気は出てこないのです。
中野信子
脳の構造上、「やる気は、やり始めてから出る」ようになっている。
つまり、やる気が出たらやろうと思っていると、いつまでたってもできないことになります。
では、どうすればいいのでしょうか？
本記事では、やる気のあるなしに関わらず、行動する方法について説明したいと思います。
やる気が出ない時はまず始めてみること
これにつきると思います。
待っていてもやる気が出てこないのであれば、やる気の有無にかかわらずやってみることが大事です。
それができれば苦労しないよ！
と、当然思いますよね？
そこで重要となってくるのは、始めるまでのハードルの高さです。
例えば、こんな感じです。
勉強だと、英語の読解問題をやるのは大変だけど、英単語を１つ覚えるのは簡単。
要は、自分にとってそれほど苦労しないことであれば、作業を始めるまでのハードルは下がります。
では、ハードルを下げる方法にはどのようなものがあるのでしょうか？
5分だけと決める
やる気がなくても、とりあえず5分だけ始めてみることです。
たったの5分だけだったらやれるのではないでしょうか？
で、作業を始めてしまえばこっちのものです。
始めた作業を5分で止めるのは、逆に難しくなってくるはずです。
読書をしようと思って本を読み始めたとしたら5分では終われないと思います。
少なくてもキリのいいところまでは読むのではないでしょうか？
時間が許されれば30分くらいはあっと言う間かもしれないですし。
ひろゆきさんも言っているように、いったん始めてしますと、今やっていることを続けたくなるものなのです。
とりあえず5分が、15分になり、30分になり、1時間になると、すごく作業が進むと思います。
まずは自分をだますつもりで5分だけ始めてみましょう。
すぐに始められるように準備しておく
僕はブログを頑張りたいと思っています。
ブログはPCで書いているので、ブログを書くためにはPCの電源をつけないといけません。
立ち上がるまでにたったの数分ですが、それでも待つのが面倒だなと思ったりします。
本当に些細なことですが、面倒なことがあるとそれだけでやる気は失せてしまうものです。
そうならないために、電源は付けっぱなしにして、すぐに作業が始められるようにしています。
勉強なら、机の上をきれいにして参考書を準備しておくと、すぐに始められますよね？
準備は大事です。
ルーティンを決めて習慣化させる
「夜ご飯を食べたら部屋にいって机に向かう」
「コーヒーを飲んだらＰＣを開く」
このように、「〇〇したら、●●する」と決めておくと、習慣化しやすくなります。
皆さん、朝起きたら顔を洗いますよね？
寝る前に歯を磨きますよね？
習慣化できると、やる気のあるなし関わらずにやるようになります。
僕はブログを書くって決めているので、夜ご飯を食べたら、PCを開くっていうのは習慣にしています。
そうすることで、ブログを書くかどうかを迷わなくなりました。
習慣化できれば勝ちです。
締め切りを決める
やる気が出ずに書けていなかった報告書でも、締め切り間際になったらなぜか書けたって経験ありませんか？
あるいは、夜に飲み会の予定が入っていたりすると、いつも以上に仕事が捗るとか。
人は締め切りを決められると、集中できてしまうものなんです。
「締め切り効果」って言われています。
なので、自分で締め切りを作ってしまうというのは、１つの方法だと思います。
「今日が締め切りなのでやるしかないなぁ」という感じでも、作業を始めることができたらしめたものです。
まとめ
やる気は存在しないということは驚きでしたが、始めてしまえばやる気が出てくるのであれが、そちらの方が簡単かなと思います。
まずは5分だけと思って始められるように、できる限りの工夫をしましょう！
やる気がでないからと諦めるのではなく、まずは始めて見ることが大事ですね。
作業を始めて調子に乗ってきたら、「やる気」が出てきたということです。
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