【書評】「ウォーレン・バフェット 賢者の教え（著：桑原晃弥）」感想

こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介するのは、桑原晃弥さんの著書「ウォーレン・バフェット 賢者の教え」になります。

ウォーレン・バフェットと言えば、投資をしている方はもちろん、投資をされていない方でも、ほとんどの方が知っているのではないでしょうか？

投資家であり、大富豪としても有名ですよね。

バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイの株主総会には、４万人が集まるそうです。
それだけ多くの人が注目している方ですので、数多くの名言も残しています。

本書では、バフェットの「教え」を知ることができます。
投資に興味のある方は、是非とも読んでみてください。

著者のご紹介

桑原晃弥（くわばらてるや）
１９５６年広島県生まれ。
慶応義塾大学卒。
業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社を経て独立。
人材採用で実績を積んだ後、トヨタ式の実践と普及で有名なカルマン株式会社顧問として、「トヨタ流 自分を伸ばす仕事術」、「トヨタはなぜ人を育てるのがうまいのか」などの制作を主導。
現在は書籍やテキストの企画、執筆でも活躍中。

「ウォーレン・バフェット 賢者の教え」（著：桑原晃弥）より引用

本書はこんな方におすすめ！

バフェットは、投資で成功を収めただけではなく、その生き様に共感が持てます。
本書では、バフェットがどのような考え方のもとに成功を収めたのかを知ることがきます。
投資を始める前に、投資の全体像を知りたい方におすすめです。

本書のポイント・感想

本書は、投資家であるウォーレン・バフェットの考え方・生き方を知ることができる一冊となっております。

内容としては、次の６章で構成されています。

その中でも僕が本書を読んですばらしいなと感じたところは次の４つになります。

自分が納得しないものには投資をしないということを徹底しているなぁと感じました。

投資においては、多くの場合、自分の行動が正しいのか不安になると思います。
Twitterなどで、周りのみんなはどういう風に考えているんだろうと調べたりすることもありますよね？

不安を解消するために周りの意見を参考にするのではなく、不安を感じないくらいまで自分で調べ、納得することが大事なんだと思いました。

人に頼り過ぎるのはよくないことだなと。


では、本書の中で、参考になった部分をご紹介したいと思います。

投資はチャンスが来るまで、いつまででも待てるということですね。
見逃し三振もないので、チャンスが来なければ振らなければいいだけです。

この考え方はとても大事で、チャンスが来るまで待つトレードができることが大切かなと思います。
簡単なことではないですが、そういう基本ができていることがすごいですね。

買う理由がないなら、株は買うべきではない。
当たり前のように聞こえますが、これもバフェットの経験からくる言葉なんでしょうね。

買うに値する理由がなければ買ってはいけないということです。
調べて納得することが全てのような気がします。

投機とは、短期的な価格変動の目論見から、利益を得ようとする行為。（Wikipediaより引用）

調子に乗ってはいけないといいうことですね。
順調なときもそうでないとこも、同じように淡々と繰り返すことが大事かなと思います。

３０万ドルというのは、散髪代を投資に回せば、いずれは３０万ドルの価値になるということ。
４５年間で８２万％もの運用実績を上げたそうなので、３０万ドル以上ですよね。

ずっと先を見据えて考えているところがすごいと思います。

お金の使い方についても真剣に考えることで、本当に必要なことなのかどうかが見えてくるのかもしれませんね。

やっぱり、これなんですよね。
世界一の投資家が言うんだから間違いないでしょう。

自分に投資をして成長し続けることが大事ですね。

努力は惜しまないようにしたいと思います。

検証は投資の基本。
過ち（負けトレード）を放置していては成長しませんよね。

新しい過ち（次のトレード）に進む前に検証すること。
正にその通りかなと思います。


以上、本書を読んだ感想となります。

いずれのお言葉も、普通のことを言っていると捉えることもできます。
当たり前のことを当たり前のようにやり続けることが大事なのかもしれませんね。

最後までお読み頂きありがとうございました。