こんにちは、ハッシーです。
今回は、メンタリストDaiGoさんの「週40時間の自由をつくる超時間術」を紹介したいと思います。
本ブログでは、DaiGoさんの本を多数紹介させて頂いております。
その理由は、内容がわかりやすくて説得力があるからです。
「週40時間の自由をつくる超時間術」も大変興味深い内容となっており、時間がないサラリーマンの方には是非とも読んで頂きたいと内容となっております。
もし興味がありましたら読んでみてください。
DaiGoさんってどんな人?
慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。
週40時間の自由をつくる超時間術(著:DaiGo)より引用
人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。
英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。
その後、活動をビジネスおよびアカデミックな方向へと転換し、起業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動。
テレビで見たことがある人も多いと思いますが、メンタリストとしてか活躍されているDaiGoさんです。
たくさんの書籍も出されていますが、いずれも有益な内容となっております。
多くの研究データを引用して説明されているので、説得力がありますね。
本書はこんな方におすすめ!
本書は次のように時間に、仕事に悩んでいる方におすすめします。
・時間に対する不安をもっている人
・仕事効率を上げたいと考えている人
本書は「超時間術」というタイトルの通り、時間の悩みを解決する内容となっております。
従って、「やることがたくさんあるのに時間がない」という方や「何も片付かずいつも不安感がある」といったような悩みがある方には是非読んで頂きたいと思います。
内容は簡単で、数秒から数分で効果が出るような対策も多数掲載されています。
本1冊読むだけでも、十分なリターンが得られるのではないかと思います。
本書のポイント・感想
本書は、第1章から第5章までで構成されています。
1章は時間に対する捉え方、2章は時間感覚を正す方法が述べらえており、第3章からは実際の対策になります。
今回は、この中で僕が興味深いと感じた1章と2章を紹介していきたいと思います。
時間にまつわる3つの勘違い
第1章では、人は時間に対して抱きがちな3つの勘違いがあると述べられています。
1、物理的な時間がない
2、やるべきことが多い
3、忙しい人は仕事ができる
まずはこの3つの勘違いを認識することから始まります。
要は時間がないのではなく、時間に対する認識不足や使い方に問題があるというのです。
ちなみに、各国の年間労働時間を比較すると、日本はアメリカやロシアよりも少ないことがわかります。
年間労働時間(2016年) | |
日本 | 1,713時間 |
アメリカ | 1,783時間 |
ロシア | 1,974時間 |
ギリシャ | 2,035時間 |
このデータを見ると、日本人は時間に余裕がありそうにみえますね。
現に働き方改革などで残業は少なくなってきているとは思います。
でも実際はもう少し多いような気もしますが…。
それはさておき、なぜ日本人は労働時間は多くないのに時間がないと感じるのか?
この章では時間に関する興味深いことが多数記載されていますので紹介します。
→ 実際に計測した1週間の労働時間は、平均44.2時間だった
→ 本当は余っていたはずの時間が無意味に浪費させる
いずれも正しそうですね。
確かに、仕事中に「忙しい、忙しい」と言っている人は無駄が多いように感じますし、そもそも会社は無駄なことが多くあるように思えます。
わざと忙しいアピールをしている人もいますね。
日本人は「残業することが美徳」みたいなところがあるので、早く帰りづらいといったことはあるのではないでしょうか?
では、どうすれば時間を有効に使うことができるようになるのか?
第2章では、これらを解決する7つの方法を紹介しています。
時間感覚を正す7つのフィックス
第2章では、時間感覚を正すための7つの方法が記載されています。
7つの方法とは以下になります。
2、時間汚染を防げ!
3、呼吸を変える
4、リフレーミング
5、親切
6、スモールゴール
7、自然
タイトルでわかるものもありますが、これら7つの方法について詳しく説明していきます。
ゴールコンフリクトを正す
ゴールが衝突しあった状態というとわかりにくいかもしれませんが、例えば「貯金がしたいのに、欲しいものを買ってしまう」とか、「ダイエットしたいのに、ケーキを食べてしまう」のような状態のことです。
この状態が続くと「時間不足」の感覚が生まれるそうです。
ゴールコーンフリクトを解消するために、「やるしかない状況をつくる」や「知的謙遜」といった方法が紹介されています。
詳しく解決方法は本書を読んで頂ければと思いますが、ゴールコンフリクトになっていることを把握し、障害となるものを遠ざけることを意識するといいそうです。
時間汚染を防げ!
つまり、マルチタスクはよくない、生産性が下がると言っています。
マルチタスクは、脳の回転や集中力など、すべての面で生産性が40%下がり、ひとつの作業を終えるのにかかる時間と作業ミスが起きる確率が50%増えるそうです。
会社では、「マルチタスクできる人が仕事できる人」みたいに言われますが、マルチタスクをやっている人は生産性が悪いのです。
忙しく見えるけど、成果は上がらないということですね。
(ただ世の中にはマルチタスクをしても能力が落ちない人は、2%ほどいるそうです)
時間汚染を防ぐ方法としては、次の方法が紹介されています。
・メールのチェック時間を決める
・To Do管理はインデックスカードで行う
呼吸を変える
時間をうまく使いこなせない理由は、不安とストレス。
不安とストレスにもっとも効果が高くて簡単な方法が「呼吸法」とのことです。
ゆっくりと呼吸することで、不安やストレスが和らぐと言っています。
人間はゆっくり呼吸をしながら緊張できないからだそうです。
詳しい呼吸法は本書に記載されていますが、ゆっくり呼吸をすることは良さそう、というのはわかりますね。
よく緊張しているときに、「深呼吸しろ」とは、怒りが込み上げてきたときは「一息つけ」とかいいますが、理に適っているのですね。
呼吸を変えることで人生が変わるかもしれません。
リフレーミング
例えば、時間がなくて焦りを感じたら、「自分はワクワクしているだけだ」と声に出してみる、というようなことです。
なかば強引のようですが、これでも効果があるみたいです。
不安を感じていても、ポジティブに考えることは大事ですね。
親切
他人のために時間を割いた方が、自分の時間を有効に使えるというのです。
人に親切にすることで、「自己効力感」が増し、自信がつくとのこと。
確かに人に親切にすると、気分もよくなるし、達成感?みたいな感情も湧きますね。
親切にしていて悪いことはないと思います。
親切をする正しい方法を5つ
2、相手のミスに寛容になる
3、他人の人生にポジティブな影響をあたえる
4、他人に害がある行為は全力で避ける
5、わがままな行動をガマンする
スモールゴール
これは僕もよく使います。
遠い目標を立てると、なかなか到達しないため、挫折してしまうことがよくあります。
しかしスモールゴールを設定すると、例えどんなに簡単に達成できる目標であったとしても、達成感が得られます。
小さな成果でも達成できたということで自信もつきますし、モチベーションも上がります。
スモールゴールは、自分だけではなく、会社であれば部下の人に、家庭であればお子さんにも使えると思いますので、是非試してください。
スモールゴールをうまく設定するポイントは、以下3つ。
2、成功率が80%ぐらいの目標を心がける
3、自分の達成度を記録したノートを作る
自然
自分が小さな存在だと感じると、私たちのなかには客観的な視点が生まれ、日常のトラブルを外から冷静に観察できる。
よくわかりますね。
夜に星空を見ると、「今悩んでいることなんて、宇宙の広さから考えればちっぽけなものだ」と思えてきます。
皆さんもこのような感覚はありませんか?
悩みは和らぐし、時間感覚は正しくなるしで、言うことなしですね。
たまに疲れてくると、山道をドライブしたくなりますが、こういうことなのかな?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
DaiGoさんの著書は興味深い本が多いですね。
全てが自分に当てはまるかというとそうではないと思いますが、多くの実験データから導き出された結果なので、信憑性は高いです。
本書に記載されている方法のうちの1つでも実践していくことで、時間間隔がよくなり、人生が変わっていくかもしれないですね。
本は読んで終わりではなく、アウトプットしていってはじめて身に付くので、もし興味がありましたら実践してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント