【書評】『結果を出せる人の脳の習慣 「初めて」を増やすと脳は急成長する』(著:茂木健一郎)感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、茂木健一郎さんの著書『結果を出せる人の脳の習慣 「初めて」を増やすと脳は急成長する』になります。

こちらは、Amazonの「Audible」で聴きました。
Audible」とは、オーディオブックになります。聴く読書です。

さて、本書の内容を一言でいうと、今の自分の心に響く本といったところでしょうか?

さっぱりわからないよ!?

本書の主旨は、「ホームに閉じこもってないで、アウェイで戦え!」ということだと思います。

冒頭で、今の日本は元気がないと言っています。
理由は、少子高齢化、韓国や中国など新興国の台頭など、様々な理由が挙げられます。
高度経済成長期に日本経済が成長し、生活環境がよくなったために、死に物狂いで頑張る必要がなくなったからかもしれません。

しかし、このままの状態が続けば、日本は衰退していくのではないでしょうか?
衰退を避けるためには、日本を元気にしていく必要があるのです。
元気にしていく方法とは、元気が出るように脳の習慣を変えることだと言っています。
そのために最も有効なのはアウェイに出て行ってそこで戦うことだというのです。

「アウェイに出る」=「新しいことに挑戦する」

ということだと思うのですが、新しいことに挑戦するためには、今まで知らなかったことを勉強しなければいけないですし、不安感や恐怖心に打ち勝つ必要もあります。
また、ルールが異なるかもしれないですし、自分の常識が通じない可能性だって考えられます。

アウェイに出ることが脳にはいいということは想像に難くないですが、ついつい避けてしまっている自分がいるなと感じました。

なぜ、アウェイに出ないかというと、経済が成長し社会が便利になるにつれて、自分がくつろぎ、リラックスできるホームの領域は増えているからだそうです。

ハッシー
ハッシー

日本は比較的平和だし、今の世の中、食べる物で困ることは少ないよね。
ガツガツしなくても生きていけるしね。

ただ、脳の元気のためには必ずしも好ましいことではなく、ホームの中に自分たちを閉じ込めることで、負荷を下げてしまっているらしいので、アウェイに挑戦し、初めての経験をすることで脳を目覚めさせることが大事だそうです。

本書の中で特に印象に残った言葉は、

臆病な人は自ら無限の可能性に蓋をしてしまっているようなもの

という部分です。

この言葉は、自分の心に突き刺さりましたね。
自分には無限の可能性があると言いたいわけではなく、可能性すら見ていないというところが問題だと感じました。

自分にできるのかできないのかは、やってみなければわかりません。
やらずして勝手に判断することではないのです。

今までの自分を振り返ると、あまりにも挑戦してこなかったなと思います。
ホームの中に閉じこもり、アウェイには出ていなかったですね。

些細なことで言えば、いつも同じ道を通り、同じ店で同じメニューを注文する。
とにかく安全な道を進んで来たんだなと感じてしまいました。

茂木先生の話によると、

脳の神経細胞のネットワークはいくらでもつなぎかわる。
よって脳がどれほど発展するかは未知数。

だそうです。

「未知数」なのに勝手に限界を決めるなんてもったいないですよね。
これからはたくさんアウェイに出て、自分の可能性を見てみたいなと思いました。

最後に、本書を読んでこれからは気を付けようと思ったことをご紹介します。

① 空気を読むことをやめる
② 大切なことは2秒で決める

詳しい理由については、本書を読んで頂ければと思います。

以上、『結果を出せる人の脳の習慣 「初めて」を増やすと脳は急成長する』の感想となります。

Audibleで聴いた内容をもとに感想を書いておりますので、もしかしたら解釈の間違いがあるかもしれません。
ご了承ください。

ただ、読むのと聴くのとでは、感じ方が異なりますね。
なぜか聴いた方が印象に残るような気がします。

もしよかったら、聴く読書を試してみてください。
通勤時間や歩いているときにも聴けるので、思ったよりも読書が進みますよ。
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以上、最後までお読み頂きありがとうございました。

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