【書評】「人を操る禁断の文章術(著:DaiGo)」感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、メンタリストDaiGoさんの著書「人を操る禁断の文章術」になります。

本書を選んだきっかけは、DaiGoさんの著書ということと、自分には文章力が足りないと自覚しているからです。


本書では、人の心に刺さる文章の書き方を、豊富な例を用いて解説しています。
僕のように文章力に自信のない方でも、簡単に真似できる内容になっております。

Twitterでバズったことがない人は是非読んでみてください。

ハッシー
ハッシー

自分もバスったことないです…

著者のご紹介

メンタリスト DaiGo
人の心を読み、操る技術”メンタリズム”を駆使する日本唯一のメンタリスト。
テレビ番組への出演多数。
外資系企業の研修やコンサル、教育誌への連載なども手掛けている。
著書は多数。
本書は、人の心を操る「言葉と文章の絶対法則」を、著者が初めて明らかにした1冊となる。

「人を操る禁断の文章術」(著:DaiGo)より引用

DaiGoさんは多くの方が知っているのではないでしょうか?
書店に行けば、DaiGoさんの著書がたくさんありますよね。
ついつい、購入してしまいます。

DaiGoさんの著書は論理的であり、多くのデータを引用しているので、たいへん理解しやすいですね。
説得力があるので、DaiGoさんの著書はおすすめです。

本書はこんな方におすすめ!

・人に響く文章を書きたいと思っている方
・文章力に自信のない方
・会社や友達との人間関係をよくしたいと思っている方

同じ内容の文章を書くにしても、書き方ひとつで相手に与える印象は大きく変わります。

本書では、人を操る(動かす)文章の書き方を、わかりやすく説明してくれています。
文章を書くことが得意でない人でも、真似できる内容だと思いますので、人に響く文章を書きたいと思っている方におすすめです。

本書のポイント・感想

まず、人を操る文章のしくみを、下記のように定義しています。

読む → 言葉に反応する → 想像する → 行動を起こす

文章はただ書くのではなく、読んだ相手の心を動かし、創造力を使ってもらい、行動を起こさせるために書く、と言っています。

自分の言いたいことだけを書いてもダメなんだね。

自分もブログをやっているのでよくわかりますが、相手の心を動かし、行動してもらうということは、とても難しいことだと思います。

逆に、自分が心を動かされる文章というのは、読んでいて共感が持てる文章かなと思います。
どれだけ論理立てられても、共感できない文章だと、読んで終わりになってしまいますね。

仮に詳しく説明されなくても、自分だけに語り掛けているのかなと思える文章だと、共感が持てますし、行動しないとなと思ってしまいます。


本書では、人を操る文章の共通点として、3つの原則を挙げています。

1、あれこれ書かない
2、きれいに書かない
3、自分で書かない

「伝わる文章」よりも、読み手の創造力を働かせ、「したくなる文章」がいい文章だと言っています。

つまり、読み手が都合のいいように想像できる、ある程度の「隙」や「余白」を残している文章が、いい文章ということです。

また、人を動かすのは論理より感情だそうです。

ハッシー
ハッシー

確かに感情に訴えかけられると、ついつい買ってしまうかも…

詳しく書き過ぎるのも、良くないってことですね。

自分はできるだけ丁寧に書こうとするので、時と場合で使い分けないといけないのかな?

また、感情を揺さぶり、人を行動に駆り立てる7つの引き金として、以下を挙げています。

1、興味
2、ホンネとタテマエ
3、悩み
4、ソン・トク
5、みんな一緒
6、認められない
7、あなただけの

僕はこの中でも、「悩み」は重要かなと思っています。

自分が悩んでいることに対しては、常に解決策を探していますし、人から提案されたら興味はありますよね?

しかも、「自分も昔は〇〇〇〇で悩んでました。しかし、●●●●することによって解決できました。」って言われると興味が湧くというものです。

巷でもよく見かけますしね。

また、「みんな一緒」というのもよくわかります。

何かの決定に迷ったときには、みんなと一緒の方が安心しますよね。

ハッシー
ハッシー

判断に迷ったら、人気No.1を選んでしまいます。

最後に、文章を書くにあたってのテクニックを5つ紹介しています。

1、書き出しはポジティブに
2、なんども繰り返す
3、話しかけるように書く
4、上げて、下げてまた上げる
5、追伸をつける

相手の文章を揺さぶる文章のテンプレートになります。

この中でも「追伸」が一番大事と言っています。
あらゆる文章の中で人が最も読む、心に残るのが追伸とのこと。

確かに、文章の本文は大多数に語り掛けているような内容でも、追伸は自分だけに語り掛けているような気がします。

ハッシー
ハッシー

メールで追伸があるとちょっとうれしいかも。

よって、メールの場合では、追伸からまず書いていくこと、そして本文の最初の3行に重点をおくことが大事だそうです。


以上、「人を操る禁断の文章術」の感想となります。

本書では、これらのテクニックについて、例文を用いて詳しく説明されています。
大変、理解しやすいので、是非読んでみてください。

ちょっとした工夫で文章力が上がるのであれば、是非実践してみたいですね。

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