こんにちは、ハッシーです。
FXを始めようと思っている方がまず気にすることは、「取引手数料」だと思います。
取引手数料が高いと、それだけ勝つことが難しくなるので当然ですよね。
しかし調べてみると、「取引手数料は無料」という言葉をよく目にするのではないでしょうか?
すると次のような疑問が浮かんできます。
FXの取引手数料が無料って本当?
それでFX会社は大丈夫なの?
結論から言うと、
そこで、本ブログでは、FXにおける(取引)手数料とスプレッドの違いについて説明していきます。
FXにおける(取引)手数料とは?
FXにおいて、手数料と呼ばれるものには以下のようなものがあります。
・口座維持費用
・取引手数料
・入金手数料
・出金手数料
・ロスカット手数料
これらの手数料は、国内のFX会社では基本的に無料となっております。
(ただしFX会社によっては一部有料のものもあるので注意してください)
これら手数料が何を指すのか、簡単に説明します。
FXでトレードするためには、FX会社に口座を作る必要があります。
その口座を開設する費用のことです。
解説した口座を維持する費用のことです。
銀行でも口座維持手数料をとるようになるとの情報が出てきていますが、FX会社では口座を持っているだけでは手数料はかかりません。
実際にトレードをする際の手数料になります。
スプレッド(※後述します)は発生しますが、手数料としては無料です。
FX口座にお金を入金させるときに発生する手数料のことです。
「クイック入金」などと呼ばれる口座間を移動させるだけの入金なら無料ですが、銀行振込だと振込手数料が発生することが多いので注意してください。
FX口座から出金する際の手数料のことをいいます。
ロスカットとは、証拠金維持率が低下して、ポジションが強制決済されること。
ロスカットの手数料は無料のところが多いですが、有料のところもあるみたいなので注意してください。
国内のFX会社では、このような手数料はほぼ無料となっております。
つまり、FX口座を作って入金しても、トレードしなければ
お金はかからないってことだね。
では、FXにおいてコストが発生するスプレッドとはどのようなものを言うのでしょうか?
FXで発生するコストはスプレッドのみ
実際の画像を見るとわかりやすいかもしれません。
これは僕が実際にトレードで使っているDMMのレートになります。
赤枠で囲った部分はドル円のレートになるのですが、
Ask(買値)=110.270円
となっています。
つまり、0.002円の価格差がスプレッドということになります。
FXでは、1銭(=0.01円)のことを1pipsと言うので、0.002円(0.2銭)は0.2pipsですね。
BidとAskの間に表示されている「0.2」が、「スプレッド=0.2pips」ということになります。
この0.2pipsがどれくらいのコストになるかというと、
(110.270円-110.268円)×10,000ドル=20円
つまり1ロット(1万通貨)でトレードする場合、20円のコストがかかることになるのです。
他の通貨を見ると、ユーロ円のスプレッドが0.5pips、ポンド円のスプレッドが1.0pipsとなっており、通貨によってスプレッドが異なっていることがわかると思います。
スプレッドが発生するタイミングは、エントリー時になります。
よってエントリー直後は、トレード損益がマイナスとなってしまいます。
また、流通量が多い通貨ペアほどスプレッドが狭い(小さい)傾向にあります。
海外旅行に行くときに、日本円を他国の通貨に替えると手数料をとられるよね?
そんな感じかな。
スプレッドに関する注意点
スプレッドは原則固定となっていますが、状況により変動する場合があります。
スプレッドが広がるタイミングを下記に記載しておきます。
2、重要指標の発表時
3、クリスマスや正月など流動性の低いとき
主にスプレッドが広がるのは、流動性が低下するとき、または重要な経済指標や要人発言があるときです。
特に重要指標時は見逃してしまうことがあるので、毎日チェックするようにしておきましょう。
スプレッドが広がるということは、それだけコストがかかるということです。
コストが高くなると勝ちづらくなるので、注意しましょう。
スプレッドが広がっているときは、トレードしない方がいいと思うよ!
まとめ
FXにおける手数料とスプレッドの違いを解説してきました。
ポイントをおさらいすると、
(2)スプレッドというコストのみ発生する
(3)スプレッドは広がるときがあるので注意すること
となります。
FXを始めようか悩んでいる方は、FXのコストを理解した上で考えてみてはいかがでしょうか?
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