こんにちは、ハッシーです。
今回、ご紹介する本は、さわらぎ寛子さんの著書「自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座」になります。
今の時代、インターネットの発達によって、誰でも情報発信をすることができるようになりました。
ブログ、Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeなど、発信方法はたくさんあります。
文章だけではなく、画像や動画でも情報を発信することができます。
誰でも発信できるということは良いことではありますが、数多の情報が溢れているため、普通のことを言っても目立たなくなってきているというのも事実です。
そのような状況の中では「自分らしさ」を出すことは重要なのです。
「〇〇さんが良いと言っていたから買ってみよう」とか、「●●さんが使っているから自分も使ってみよう」などということは、誰でも経験があるのではないでしょうか?
以前なら、テレビで活躍しているタレントがそれを担っていましたが、今では一般人でもインフルエンサーとして活躍している人は多くいますよね?
インフルエンサーの方はありきたりのことを言っているのではなく、自分らしさを出しており、それが認められているから影響力があるのではないかと思うのです。
個性を出すことが大切だね!
本書は、「自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座」というタイトルの通り、「自分らしさ」を出すということを強調しております。
コピーライターとして活躍されている著者の言葉を参考に、自分らしさを出せるようになればいいなと思っています。
簡単ではありますが、本書を読んで感じたことをご紹介させて頂きたいと思います。
著者のご紹介
さわらぎ寛子(さわらぎ・ひろこ)
「自分らしさを言葉にのせる 売れ続けるネット文章講座」(著:さわらぎ寛子)より引用
コピーライター。コトバワークス株式会社代表取締役。
1978年生まれ。京都府出身。関西大学社会学部卒。
コピーライターとして食品、美容、ホテル、学校、病院、製薬会社、電鉄など様々な業種の広告制作を手掛ける。書いたコピーは3万件以上。
「2時間でキャッチコピーが作れる」メソッドを独自で開発。
現在は、東京・大阪・オンラインで「自分の言葉で仕事をつくる」をテーマにした講座を開催。
自分メディアを使って集客したい、売上を上げたいと願う経営者や起業家から高い評価を得ている。
私生活では、2男1女の母。
著書に、『キャッチコピーの教科書』、『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』。
コトバワークス株式会社は、「言葉で仕事をつくる」会社なのですね。
誰でも自由に使う言葉でありながら、それで仕事ができる人ってすごいなと思います。
人の心に響く文章を書ける人は尊敬します。
本書はこんな方におすすめ
・文章力を高めたい人
・自分には取り柄がないと勘違いしている人
本書は、優れた人にしかできない文章術ではなく、誰にでもできる文章の書き方についての本になります。
自分には取り柄がないからと諦める必要はありません。
人間性を伝えたい人、文章力を高めたい人におすすめの一冊となります。
本書のポイント・感想
今は、様々な情報が瞬時に入手できる時代です。
物の性能や価格はすぐに正確に比較できるので、独自性のない商品であれば、差別化が難しくなってきています。
店に行けば、同じような商品が、メーカー違いで数多く並んでいるのを目にすることと思います。
どれを選んでも同じように見えるので一番価格の安いものにしておこう、なんてことはよくありますよね?
著者は、
と言っています。
つまり、
とのこと。
確かに、昔からテレビCMでは、印象のいいタレントが起用されていましたし、最近では個人がTwitterなどで紹介した商品が売れるようになってきています。
では、どうやれば個人でも商品が売れるようになれるのでしょうか?
その答えは次のようにまとめられています。
ズバッと短くいうことでも、うまくまとめることでもなく、「らしさ」を伝えること。
ありきたりな文章では人は動かないということです。
その人の人間性が大事なのですね。
僕はホリエモンやひろゆきさんが推奨している本なら買ってしまうかな。
信頼できる人が言うことや、推奨するものは、信用してしまいますね。
本書は、「短期的な売上アップを狙うのではなく、長く信頼され、ずっと売れ続ける人になるための文章の書き方の本」と述べられています。
売れるキャッチコピーを知りたい人ではなく、人間性を伝えたい人に向けた内容となっています。
本書のポイントを挙げると以下のようになります。
・信頼を高めていくこと
・価値を提供すること
・正しいことだけではなく、自分の考えを書くこと
・自分の言葉をつくること
・応援したくなるようなストーリーを見せていくこと
価値を提供し、信頼を高めることは重要ですが、もっと大切なことは「自分の考えを書くこと」かなと感じました。
価値を提供することは誰にでもできることですが、自分の考えを書くということは自分にしかできないことです。
自分という人間がどのような人間なのか、どういった考え方をしているのかを伝え、共感してもらえてこそ、信頼されるのだと思います。
自分の考えを書くと言っても、自分がすばらしい成果を上げている必要はないと本書では言っています。
応援したくなる人には次のような特徴があるそうです。
②頑張れば自分もそうなれそうと思う人
③その人が実現しそうな未来にワクワクする人
何かに挑戦している人、ちょっと先を行っている人であれば、誰でも応援したくなると思われる可能性があるということです。
僕もすごい成果を出している人よりも、少し先に行っている人の方が興味があるかな。
自分にもできるかもしれないと思わせてくれるような人というのは貴重な存在かもしれませんね。
本書を読んで思ったことは、僕のような凡人であっても、何だかできそうだなと感じたことです。
自分という人間性を伝えるということは、恥ずかしいし難しいように思っていましたが、本書の内容を参考にすれば、少しずつでも良い文章が書けるような気がしました。
人間性と伝えたい、文章での発信力を高めたいという人は、本書を参考にするといいかもしれません。
興味のある方が一度手に取ってみてください。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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