こんにちは、ハッシーです。
今回は、メンタリストDaiGoさんの「知識を操る超読書術」をご紹介致します。
僕が読書をする目的は、知識をインプットすることと、モチベーションを上げるため。
休日にゆっくりと本を読むのもいいですが、どうせ本を読むのであれば効率的に読みたいもの。
本書はそんな悩みに応える一冊です。
DaiGoさんの本は何冊か読んだことがありますが、DaiGoさんは本の中でよく1時間あれば10~20冊の本は読めると言っています。
1時間でそんなに本を読めるわけないじゃん。
速読を極めているのかしら?
僕もこんな風に思っていましたが、本は一冊丸ごと隅から隅まで読めばいいってものではない、自分の目的に合った読み方をすればいいのだ、ということがわかりました。
あなたも本書を読めば読書の効率が上げるヒントが得られるかもしれません。
もし興味がありましたらみてください。
上記はKindle版ですが、書籍もあります。
DaiGoさんってどんな人?
慶応義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。
知識を操る超読書術(著:DaiGo)より引用
人の心をつくることに興味を持ち、人工知能記憶材料系マテリアルサイエンスを研究。
英国発祥のメンタリズムを日本のメディアに初めて紹介し、日本唯一のメンタリストとして数百のTV番組に出演。
その後、活動をビジネスおよびアカデミックな方向へと転換し、起業のビジネスアドバイザーやプロダクト開発、作家、大学教授として活動中。
日々インプットした膨大な情報・スキルを独自の勉強法で体得し、驚異的な成果をあげ続けている。
著書は累計330万部。
本ブログでも何度かご紹介させて頂いておりますDaiGoさんです。
TVにメンタリストとして出演されているのを見た方も多いのではないでしょうか?
あんな風に相手の心理を読んでみたいものです。
本書はこんな方におすすめ!
本書は読書に関する本になりますので、おすすめしたい人は以下のような人になります。
・読書が苦手な人
・本で得た知識を活かしたいと考えている人
本を読むことが苦手な人は、この本をきっかけに克服してみてはいかがでしょうか?
本書のポイント・感想
僕が本書を読んでみて気になった点を、各章ごとに説明していきます。
2、読書にまつわる3つのフェイク
3、読書の質を高める3つの準備
4、理解力と記憶力を高める5つの読み方
5、知識を自在に操る3つのアウトプット
では、説明していきます。
知識を操る読書のサイクル
DaiGoさんは、このような読書のサイクルを作ることが重要だと述べています。
特にアウトプットできるかどうかは、本を読む準備をしているかどうかで7割決まるとも言っています。
「この本を読む理由は何か?」
「本から得たい知識は何か?」
これらを明確にして、読書をすることで何も考えずに本を読む人との差がでます。
そして読書のサイクルを回すことで理解度が深まります。
同じ時間をかけて本を読むのであれば効率的な方がいいですよね?
是非実践してみてください。
読書にまつわる3つのフェイク
「速読」にとらわれると内容が置き去りになり、「多読」を目指すと目的を失い、「選書」にこだわると自分に都合のいい本ばかり読む、と述べられています。
これらの根拠については、科学的データをもとに効果がないと述べられています。詳しく知りたい方は本書を読んでください。
僕は「速読」はできないですが、自分の中でできるだけ早く本を読もうとすると、飛ばし読みみたいになってしまうので、内容が抜けてしまうことがあります。
効率的に本を読もうとするには、本を読むことに集中できる環境を作ることがいいかと思います。
僕の場合、カフェでよく本を読みますが、家で読むよりも集中できます。
TVなどの誘惑するものが少ないからだと思いますが、気分よく読めますね。
ただ、他のお客さんの会話が気になりだしたら集中できなくなりますが…(笑)
「選書」については僕も同意見で、知識や考え方が偏ってしまう恐れがあるので、本を買うときは内容を読まずに、直感で買うことが多いです。
読書の質を高める3つの準備
読む前の準備として有効なテクニックが3つ紹介されています。
2、キュリオシティ・ギャップ
3、セルフテスト
それぞれ簡単に説明すると、以下となります。
キュリオシティ・ギャップ‥‥「自分があらかじめ持っている知識」と「本の中に書かれた自分が知らない知識」とのギャップ
セルフテスト‥‥自分の現在地を知るためのテスト
本書の中では、これらのやり方について詳しく説明されています。
本を読む目的を理解し、自分の知識の現状を把握、挫折するポイントをあらかじめ知っておくことで、読書の質が上がるということです。
なんか難しそうな気もしますが、目的を持って本を読むことで、読書の質は変わりそうですね。
理解力と記憶力を高める5つの読み方
5つの読み方として、以下が紹介されています。
いずれの読書方法においても、本を単なる読者として読むのではなく、攻めの姿勢で読む方法になります。
理解度を高めるには、好奇心や想像力、質問力を駆使して、自ら仕掛けていく姿勢が大事と述べられています。
確かに、適当に与えらえた本を読めと言われても読み切ることは難しいかもしれませんが、自分が読みたいと思って選んだ本であれば読めると思います。
受動的に読書するより能動的に読書する方が内容の理解度も高くなるはずです。
何事においても自らの意思で行動することが大事だと思うので、いかに動機付けをするかがポイントではないかと感じました。
知識を自在に操る3つのアウトプット
2、SPICEで説得力を上げる
3、思想書と科学書のダブル読み
本を読んで知識を得るだけでは、自己満足に過ぎません。
得た知識を生活に活かしてこそ意味があります。
知識を活かす方法として、
「自分や周囲の人のために役立てること」
「良かった方法を実践して習慣化すること」
と述べられています。
その方法として上記3つのテクニックが紹介されています。
「テクニカルターム」を使うと確かに気になるので興味が湧きますし、テクニカルタームを使っている人はその分野に詳しいのだろうなと思ってしまいます。
「SPICE」とは、人をその気にさせる説得の公式と説明されています。
Simplify(単純化)
Perceived self-interest(私的利益感)
Incongruity(意外性)
Confidence(自信)
Empathy(共感)
これらをうまく使うことで相手を説得できるようになるそうです。
わかる気はしますが、人を説得させるのは簡単ではないですよね?
僕はあまり得意ではないので、本書をよく読んで勉強したいと思います。
最後の思想書と科学書のダブル読みは特に共感できます。
思想書は古い本がよく、科学書は新しい本がよいと言われています。
古典を読む方がいい、ビジネス書を100冊読むよりも古典を読んだ方がいいとまで述べられているので、僕も古典を読んで見たいと思うようになりました。
読書をして得られた知識をどのようにアウトプットするかは重要ですよね。
せっかくなら自分のため、人のために役に立てたいものです。
本書を読んだことで少しは成長したかなと思います。
まとめ
DaiGoさんの本はどの本も読みやすくて理解しやすいです。
化学的根拠に基づいて説明されているので説得力もあります。
この「知識を操る超読書術」は、本の内容をいかに効率的に吸収するかの方法について書かれています。
本は全部読む必要がなく、自分が知りたい部分、知らない部分だけを読めがよい。
能動的に読んだ方がよいなど、読書に対する考え方が変わった気がします。
時間は限られているので、無駄を省く努力はしないといけないですね。
あとは、得た知識をどのように使うか。
自分次第ってことですね。
頑張りたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
上記はKindle版ですが、書籍もあります。
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