【書評】「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」(著:満尾正)感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、満尾正さんの著書「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」になります。

本書を手に取ったきっかけは、当然ながら「健康に気を付けているから」ということになります。
仕事、知識、夢、幸せ、お金など、手に入れたいものはたくさんあると思いますが、何よりも健康が第一だと思っています。

健康な体を維持できているからこそ、いろいろなことに挑戦できているのだと思うのです。

健康的な体を手に入れるためには、運動と食事、あとはストレスなどの精神面が考えられますが、食事についてはちょっと工夫をすれば対応できるのではないか?
そんな思いから本書を読んでみることにしました。

本書をおすすめするためにも、ブログで紹介させて頂きます。

著者のご紹介

満尾正(みつおただし)
満尾クリニック院長・医学博士
日本キレーション協会代表
米国先端医療学会理事
日本抗加齢医学会評議会員

1957年横浜生まれ。
北海道大学医学部卒業後、内科研修を経て杏林大学救急医学教室講師として救急救命医療に従事。
ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員、救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング専門病院「満尾クリニック」を開設。
米国アンチエイジング学会(A4M)認定医(日本人初)、米国先端医療学会(ACAM)キレーション治療認定医の資格を併せ持つ、唯一の日本人医師。
キレーション治療の経験は延べ5万件を超える。

「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」(著:満尾正)より引用

キレーションとは、予防医学やアンチエイジングの分野で注目を浴びている病気にならないための医療。
体内から有害なミネラルや老廃物を取り除く治療だそうです。

病気になる前に対策を打つということなので、本書の食事に気を付けるというのも1つの対策ですね。

本書はこんな方におすすめ!

・健康意識の高い方
・体の調子が悪いと感じている方
・仕事やプライベートなど、高いパフォーマンスで臨みたい人

本書の内容は、食事に気を付けることで、病気になる前に対策を打とうということです。
食事でアンチエイジングするということですかね?

将来末永く健康的でいたいと思っている方(おそらく皆さんそうでしょう)におすすめしたいです。

本書のポイント・感想

本書の「はじめに」の部分で、「疲れにくく、風邪などの体調不良を寄せ付けず、太ることもなく、若々しさを保持する。頭の常にさえ渡り、負リアナ思考で物事をスムーズに、意欲的に進められる人生を手に入れたい」という思いを抱く方に、本書を手に取って頂きたいと記載されています。

多くの人はこのような思いを持っているのではないでしょうか?
しかし、忙しい日々を過ごしていると、食事に関してはどうしても手が回らないですよね?

コンビニ弁当を買ったり、カップラーメンを食べたり、冷凍食品で済ませたりしてしまうものです。
(これらが全て悪いということではありませんが…)

また飲み会があったりすると、夜にカロリーを取り過ぎたり、アルコールを飲み過ぎたりもしますよね?

本書では、そのような忙しいビジネスパーソンに向けて、食事に気を付けることがどれほど大事なのか、どのような物を食べればいいのかを教えてくれます。

本書の構成は次のようになっています。

第1章 最大リターンを得る投資は「食事」である
第2章 実践 投資になる食事
第3章 パフォーマンスを最大化する食事術
第4章 食べない投資

第1章で栄養について知り、第2章で健康を意識した食事メニューを学ぶ。
第3章では、第2章で紹介したメニューがどのような効果があるのを詳しく解説。
第4章では、食べない方がいい物、食べない方がいい時間などを紹介。

本書を一通り読めば、食事に対する意識が変わり、健康にいい物を食べたいという欲求が湧いてくることでしょう。

僕は本書を読んでからは、納豆、きのこ、野菜、魚の缶詰、キムチを多く摂るようになりました。
(キムチは本書には載ってなかったかも)
まあ、健康的な食事を気にするようになったのは大きいと思っています。

では、本書で紹介されていたおすすめの食べ物を少しだけ紹介致します。

①納豆(毎日1パック)
 腸内細菌叢を整える食材。
 感染症予防 / 骨を丈夫にする / 動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞の予防 / 炎症予防、アンチエイジング予防

やっぱり納豆は食べた方がいいみたいですね。
ビタミンKが豊富で、骨粗しょう症になりにくくなるそうです。

②野菜・海藻類・きのこ類
 納豆と同じく腸内細菌叢を整えるための食材。

食物繊維が豊富でメンタルが強化されるとのこと。

③魚・鶏・卵・豆
 タンパク質を摂取するための食材。

さばやいわしなどの青魚や鮭には、ビタミンDがとれるというメリットもあるそうです。
週に半分は魚を食べるようにおすすめされています。

④野菜は一日4色以上食べる。

ファイトケミカルで炎症を防ぐ。

他にも「ビタミンD」、「亜鉛」、「マグネシウム」の栄養素については、食事だけで必要量を満たすことが難しいため、サプリメントを活用した方がいいとも述べられています。


本書の全体的な感想としましては、どのような食材がどういった効果があるのかを詳しく説明されているので、とても理解しやすいなと感じました。

また、本書を読んで感じた一番のポイントは、食事に対する意識が変わったことですね。

普段、何気なく食べていたものでも、これは体にいい物なのか、それとも食べない方がいい物なのかと考えるようになりました。
身体にいい物を意識して食べるようになっただけでも本書を読んだ効果はあったと思います。

それと、食事に関する本は読んでいて楽しいなというのが率直な感想でした。

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