【書評】「夢を叶えるための勉強法(著:鈴木光)」感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回、ご紹介する本は、鈴木光さんの著書「夢を叶えるための勉強法」になります。

鈴木光さんと言えば、東大生でありながら、「東大王」、「プレバト!!」などのTV番組にも出演されてましたね。

僕はクイズ番組が好きなので東大王は欠かさず見ていましたが、番組での活躍は凄まじいものがありました。

まさに、「才色兼備」という言葉が似あう方ですね。


本書の内容は、タイトルの通り「夢を叶えるための勉強法」になっています。

「目標の立て方」
「やる気が出ないときの対処方法」
「暗記のコツ」
「勉強に集中するためにやったこと」

など、非常にやさしく、実体験をもとに説明してくれています。

勉強に行き詰ったときに本書を読めば、やる気が出て、またリラックスできるのではないかなと思います。
勉強の合間に読みたい一冊ですね。

著者のご紹介

鈴木 光(すずき ひかる)
2020年12月現在、東京大学法学部4年次在学中。(※2021年3月東京大学卒業)
1998年東京都生まれ。
2014年、松本清張記念館中高生読書感想文コンクールで優秀賞受賞。
2015年、アジア太平洋青少年リーダーズサミット参加、Stanford e-Japanプログラムで最優秀賞受賞。
2017年、国立筑波大学附属高校を卒業し、東京大学文科Ⅰ類に現役合格。
同年5月瀧本ゼミに所属。
同年11月からTBS系「東大王」にレギュラー出演。
「東大王」「プレバト!!」等多数の番組に出演。
2019年司法試験予備試験合格。
本書が初の著書になる。

「夢を叶えるための勉強法」(著:鈴木光)より引用

先程も述べましたが、TV番組「東大王」他、多くの番組に出演されていましたね。
勉強以外にも、クイズ、音楽、英語など、才能あふれる方です。

2021年3月、大学卒業を以って、渉外弁護士を目指すため芸能界を引退されました。
TVでのナチュラルさが好きでしたが、これからは見られないと思うと残念です。

本書はこんな方におすすめ!

・勉強を頑張っているけど、いまひとつ結果が出ていない方
・目標が定まっていない方
・効率よく勉強したい方
・勉強に対するモチベーションが上がらない方

本書はこれから受験を受けるような学生さんに読んでほしいですね。

何十年も前に受験をされた方の話だと情報も古く、今だと通用しないようなことも出てきますが、鈴木光さんは学生さんとも年齢が近いので、内容を理解しやすいと思います。

目標の立て方、教科別の勉強の仕方など、誰にでも理解できるように書いてくれています。
非常に温かさを感じましたね。

自分が学生の頃に出会いたかった一冊です。

本書のポイント・感想

みなさんの家庭教師になったつもりでこの本を書きました

と述べられていますが、本当にそのような気持ちが伝わる内容となっていますね。
やさしさを感じます。

「勉強は将来のために必要だからやらなければならない」というよりは、なぜ勉強をするのか、自ら勉強するようになるためにどうすればいいのか、ということを考えさせられました。


本書のタイトルは、「夢を叶えるための勉強法」です。

夢を叶えるためには、まずは夢を見つけることが必要ですよね?

・将来どのような人になりたいのか?
・どういう仕事に就きたいのか?
・何に興味があるのか?

夢を見つけるって言われても、簡単ではないと思います。

本書では鈴木光さんが企業法務弁護士になりたいと思った経緯も知ることができます。
あなたが夢を見つける参考になればいいなと思います。

本書で特に印象に残ったのは、鈴木光さんは親に、

「自分がやってみたいと思うことのために生きなさい」
「若いうちはまずはやってみてたくさん失敗しておきなさい。小さいうちに失敗しておくと大人になってからの失敗に強くなれる」

と言われていたといいます。

その結果、「やらされる勉強」ではなく、「自分が必要と思って取組む勉強」をするようになったそうです。


自分がやりたいことに挑戦させてもらえる環境だったことで、自ら進んで勉強するようになっていったのかな?と感じますね。
やらされる勉強って身に付かないような気がします。

自分が学生だった頃を振り返ると、なぜ勉強をするのかよくわかっていなかったですし、絶対に役に立たないだろうと思いながらも、意味がわからず勉強していたことを思い出しました。

「好きこそ物の上手なれ」ではないですが、やはり勉強をする意味、目的をしっかりと持つことが大事なのだなと感じましたね。

本書では、目標の立て方から、覚え方のコツ、勉強の密度を上げるポイント、効率的な勉強方法などを学ぶことができます

基本的なことから、鈴木光さん独自のやり方まで、様々なコツを教えてくれていますので、今勉強されている方はもちろん、新しいことに挑戦しようとしている方でも、参考になることがたくさんあると思います。

詳しくは本書を読んでください。

1つジェネレーションギャップを感じると思ったところは、インターネットをうまく使って勉強していることですね。

「覚えたことに対応する問題をインターネットで探す」と述べられていますが、僕が学生だったころにはなかったなと。

今は効率良く勉強できるので便利な時代ですね。
正しい情報の取捨選択する能力は必要かもしれませんが…。

ホリエモンも言ってますが、今はスマホがあれば勉強できる時代ということですね。


また勉強法については、教科ごとの勉強のコツもまとめられています。

自分が苦手な教科は参考にしてみるといいかもしれません。

まとめ

勉強はやる気さえ出せば、何とでもなる!という人もいます。

でもみんながみんな、やる気を出して勉強できる訳でもないですし、勉強をして何になるんだろう?と感じている方もいると思います。

本書を読んで大切だと感じたことは、まずは「夢を見つけること」
夢が見つかれば、夢を叶えるために何を勉強していけばいいのかがわかっていくと思います。

「夢を叶えるための勉強法」はあなたの夢を叶えるきっかけになれば幸いです。


では、今回はここまでとします。

最後までお読み下さりありがとうございました。

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