【書評】「習慣を変えれば人生が変わる(著:マーク・レクラウ)」感想

書評
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こんにちは、ハッシーです。

今回ご紹介する本は、マーク・レクラウ著「習慣を変えれば人生が変わる」になります。

本書は、人生を変えるための習慣を、100にも及ぶ内容で説明されています

人生を変える習慣って大げさだなと思いますよね?
でも習慣ってそれくらいすごいことなんです。


本書の説明に入る前に、1つ質問をさせてください。
あなたは昨日何をしましたか?

この質問に対して、将来の目標がなければ、明確に答えられないのではないでしょうか?

テレビをみていたり、ゲームをしたり、SNSをみたりしていた人もいると思います。

何もテレビやゲームやSNSが悪いと言っているのではないですが、目的もなくただ時間を浪費しているのであれば、もったいないです。

このように偉そうなことを言っていますが、僕もムダな時間が多いです。
だから本書を手に取ったわけです。

本書を読むと、「このままではいけない」、「人生を変えなければいけない」と考えさせてくれます。

本書の良いところを挙げると以下になります。

・内容が簡潔でわかりやすい
・すぐにでも実行できることが多い
 (読むだけでなく、実行しやすいように工夫してある)
・著名人の名言が添えられている

大変読みやすく、納得できる内容であることは間違いないです。
数ある自己啓発本の中でも、良本に属する内容だと思います。

ダラダラと過ごす人生を選ぶのも、将来のために努力して人生をより良いものにしようとする人生を選ぶのも自分だということが理解できます。

どうせ選ぶなら後悔しない道を選ぶのも1つの手かなと思います。

もし人生を変えたいと思っているのであれば、一度読んでみてはいかがでしょうか?
おすすめの一冊です。

上記はKindle版ですが、書籍もあります。

マーク・レクラウ氏とは?

ドイツ出身のスペインのライフコーチ。能力開発の第一人者。
人びとの人生の向上を手伝うことを使命とし、一般人を対象に自己啓発セミナーの講師をつとめるかたわら、ビジネススクールでで大学院生を対象に心理学の講義を担当する。テレビ・ラジオに頻繁に出演する。
失業中に英語で書いた本書の原著はアメリカ、イギリス、カナダでベストセラーとなり、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ヒンディー語に翻訳されて好評を得る。

「習慣が変われば人生が変わる」(著:マーク・レクラウ)より引用

本書はこんな方におすすめ!

・人生を変えたいと思っている人
・頑張る気持ちはあるけど、何をやればいいかわからない人
・学生や社会人になりたての人
・本を読むのが得意ではない人

本書は大変読みやすいので、読書習慣がない方でも2~3時間もあれば読み終えることができると思います。

また100のテーマで構成されているので、読みたいところだけ読んでも内容は理解できます。(1テーマは約2ページ)

本書はできるだけ若い時に出会いたい本だと思います。

自己啓発本はいろいろとありますが、この1冊を読むだけでも勉強になる部分は多いです。

選書に迷っているのであれば、まずは本書「習慣を変えれば人生が変わる」を読んでみてはいかがでしょうか?

本書のポイント・感想

本書を読んで良いと感じた習慣を、僕の経験とともに説明していきたいと思います。

1、自分の人生に責任を持つ
2、言い訳をやめる
3、ポジティブな思考を選ぶ
4、感謝の気持ちを持つ
5、目標を書きとめる
6、時間を賢く使う
7、マスメディアを避ける
8、セルフイメージを高める
9、自分に投資をする
10、毎日、見知らぬ人に親切にする
11、先延ばしをやめる

詳しくみていきましょう。

自分の人生に責任を持つ

自分の置かれている状況は自分が決めた結果。
誰のせいでもないので、被害者意識を持つのでなく、自分で人生を切り開いていこうと言っています。

他人の行動は変えられないけど、自分の行動なら簡単に変えられます。

自分ごと化することが大事です。

言い訳をやめる

言い訳をするということは、できない理由を探すということ。
「まだ始める時期ではない」、「若くないから無理」、「時間がない」など。

できない理由を述べたところで何も変わりません。
できない理由を考えるより、どうすればできるかを考えるべきです。

会社にいると、たいした努力もしてないのに言い訳ばかりする人いないですか?
そういう人をみてどう思いますか?

今から言い訳をやめましょう!

ポジティブな思考を選ぶ

人生を改善したいなら、最初にしなければならないのは自分の思考を改善することだと述べられています。

いきなり、ネガティブな性格をポジティブな性格に変えることは難しいかもしれませんが、ポジティブな思考を選ぶことは大事だと思います。

スポーツ選手がよくやるイメージトレーニングみたいなものです。

思考がどんな強い力を持っているかに気づいたら、ネガティブな思考を絶対にしなくなるはずだ

ピース・ピルグリム(平和運動家)
感謝の気持ちを持つ

感謝することは簡単だし、誰しも感謝されるとうれしいものです。

感謝しようと思っていると、人の良い面がみえきます。
僕も実際に試してみましたが、人に感謝すると心を豊かにすると思います。

継続するといい人になりそうです。

目標を書きとめる

よく聞くことですよね。

目標を紙に書いて目に見えるところに貼っておくと達成する確率が高くなるというもの。

そして目標を更に分割することが大事です。
達成可能レベルに分割することで、達成感を味わうことができます。

遠すぎる目標を立てると挫折するので、継続できる目標を細かく設定することをおすすめします。
メンタリストのDaiGoさんもスモールゴールを設定することが大事だと言っています。

時間を賢く使う

世の中には自分を含め、時間をムダにしている人は多いと思います。
あなたの身の回りの人にも当てはまる人はいるのではないでしょうか?

本書の中で時間を確保する確実な方法は、毎日のテレビの時間を1時間減らすこと、もう一つは、1時間早く起きることと述べられています。

僕も時間をムダにしているなと思うことの1つにはテレビがあります。

見たいテレビ番組を見るのはいいと思いますが、とりあえずテレビを付けて、チャンネルを変えてどれを見るか選ぶようなことは辞めようと思います。

特に見たい番組がなければ、見ないという選択をすることですね。
テレビ番組はうまく作られているので、少し見てしまうと引き込まれるので注意が必要ですよ。

自分が納得のできる(後悔しない)時間の使い方をしたいです。

マスメディアを避ける

本書では、テレビは否定的に書かれていますね。
中でもニュースを見るのをやめようと言っています。
理由は、ネガティブな気分になるからだと。

これは確かに一理あって、ニュースはネガティブな内容が多いからです。
異常気象が起こった、犯罪が発生した、あおり運転、コロナ感染者への誹謗中傷など。

こういうニュースを目にすると嫌な気持ちになるし、世の中が悪くなってきていると感じてしまいます。

でも実際はそんなに悪くなっていないのです。
悪いニュースばかりピックアップして報道しているので、世の中が悪くなってきていると感じてしまうだけで、実際はよくなってきていることが多いです。

世界がどのように変わってきたかを知りたければ、「FACTFULNESS」という本を読んでみてはいかがでしょうか?

自分の認識と世界の真実には乖離があるかもしれません。

セルフイメージを高める

ポジティブなセルフイメージを持つことは大切です。

自分はできると思うことで、自信がついてきます。
他人からの評価は気にするなとは言わないまでも、気にし過ぎることはありません。

会社での評価なんて、適当なものです。
人付き合いがうまい人が高評価なんてざらにあります。
納得できないですよね?

でも気にし過ぎてはいけません。
自分のことは自分が一番知っています。
あなたは自分が頑張っていることも知っているはずです。

自分で自分ができると評価してあげてもいいんじゃないですか?

自分に投資をする

収入の5~10%を本やCD、セミナーなどの自己啓発に投資しようと述べられています。

自己投資で一番簡単な方法は本を読むことだと思います。
ブログやツイッターなどでも有益な情報は溢れていますが、情報量や内容の精度を考えると、本が一番だと思います。

1冊2,000円以内で買える素晴らしい本が世の中にはたくさんあります。
まずは、月5,000円(3~4冊)くらいを目途に自己投資をすると、考え方は変わってくると思います。

著名人には読書家が多いです。
結果を出している人はほとんどが多読家なのではないでしょうか?

自分に投資している感覚が出ると気分も良くなりますよ。

知識への投資は最大の利益を生む。

ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家、科学者、発明家)
毎日、見知らぬ人に親切にする

感謝するのと同じで、他人に親切にすると心が豊かになります。

一説によると、自分のためにお金を使うのと、人のためにお金を使うのとでは、人のためにお金を使った方が満足度が高いといいます。

電車で座席を譲っている人を見ると立派だなと思うことがありますが、今度は自分がやる番と考えましょう。

先延ばしをやめる

先延ばしにしていいことはほとんどありません。

あなたは夏休みの宿題を8月31日にやった経験はないでしょうか?
最終日に必死に頑張って結構な量の宿題を終わらせることができたと思います。

でも一日頑張れば終わるのであれば、先にやった方がいいと思いませんか?
ずっと宿題のことを頭の片隅において遊ぶよりも、宿題を終わらせてから遊んだ方が気分いいはずです。

やるべきことであれば、先延ばしはやめましょう。
先延ばしすればやらなくても済むかもしれないと思っているようではいけませんよ。

本書を読んで思ったこと

まだまだ参考になることはたくさんありますが、一旦ここで終わります。

ポジティブな気持ちを持つとか、精神論に近いかもしれませんが、自分はできないと思うより、自分はできると思って生きた方がいいと思います。

人生を変えたいと思っているのであれば、自分で変えればいいのです。

今の日本は恵まれていると思います。
挑戦しようと思えばいくらでも挑戦できる環境は整っています。
あとは行動に移すだけです。

本書「習慣を変えれば人生が変わる」を読めば、少しは前向きな気持ちにさせてくれると思います。

もし興味があれば読んでみてください。

上記はKindle版ですが、書籍もあります。

本書を読んで良かったなと思える一冊になれば幸いです。
より良い未来を作っていきましょう。

今回はここまでとします。


最後までお読み頂きありがとうございました。

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